2025年の冬ドラマとして、毎週金曜21時放送のテレビ東京系列ドラマ 『法廷のドラゴン』がスタート。
その第5話が2月14日に放送されました。

上白石萌音さんが演じる主人公・天童竜美は、プロ棋士を目指していた過去を持つ異色の弁護士です



聞きなれない法律や将棋の用語も、ドラマの中で分かりやすく扱われていて、誰でも楽しめるドラマとなっています!
第4話では、虎太郎(高杉真宙)の友人が依頼に来ました。
真面目で人がいい虎太郎とはまったく別のタイプに見える中学の同級生・郷田。
風貌から誤解されやすい彼ですが、虎太郎が信頼する理由が確かにありました。
竜美(上白石萌音)の提案した将棋の手筋を、一人では再現しきれなかった虎太郎…。
歩田法律事務所が一丸となり、再度調査を実施。
そして、中学時代から変わらない友情を確かめ合い、感動の結末を迎えたのです。
第4話の最後には、竜美が「親友」について意味深な言葉を残していて…。



竜美はいつも両親からのアドバイスで他者とのコミュニケーションのすれ違いを解消している印象です。今後も両親の助言がカギになるのでは?
この記事では、「法廷のドラゴン」第5話のあらすじと感想を、ネタバレありで解説していきます!
この記事は、ネタバレの要素を含みます。
まだ内容を知りたくないという方はご注意ください。
「法廷のドラゴン」第5話 あらすじ
老舗和菓子店のライセンス訴訟!将棋界では人気の和菓子・一徹餅をめぐる訴訟に竜美(上白石萌音)は興味津々。店主・熊倉(角野卓造)は、「販売された商品はまがい物だ!」と怒り心頭でネットに書き込むが、契約違反で逆に訴えられてしまう。鍵を握るのは通販会社に勤める熊倉の息子の和輝(草川拓弥)。息子を“成り金”だと罵る父親、父親をある理由から毛嫌いする息子。竜美が“成金”を試す驚きの法廷戦略に出る!
「法廷のドラゴン」公式サイト



「成金」は将棋が由来の言葉だってこと、初めて知りました!



竜美&虎太郎で依頼人を救って欲しい反面、家族内で争うのは心が痛いです…
「法廷のドラゴン」第5話 ネタバレあらすじと感想・考察
やはり、歩田法律事務所にはチームワークあってこそ?!
竜美&虎太郎は、次の依頼に応えられるのでしょうか?
ここからは気になる第5話のあらすじを、ネタバレありでご紹介します!
偉大な父の背中
虎太郎の亡き父親・歩田羊次郎(藤井隆)は、依頼人に寄り添いながら、裁判では法律のあるべき姿を説く、まさに弁護士の鑑でした。


当時、学生だった虎太郎(高杉真宙)も、父親の裁判を膨張しながら鼻高々の様子。
昔から歩田法律事務所に勤めていた乾(小林聡美)は、羊次郎の偉大さを竜美(上白石萌音)に話して聞かせます。
人望もあった羊次郎が経営する歩田法律事務所は、それはそれは栄えていたとのこと。
それに比べて今は…と、羊次郎と虎太郎の手腕を比べていた時、タイミング悪く虎太郎が帰ってきてしまいました。
虎太郎は、乾の発言に反論できず、黙ったままです。



依頼人ファーストなところは虎太郎も同じ!父親に憧れて弁護士になったのでしょうね
オリジナルの作り手が訴えられた?!
竜美は、虎太郎が持って帰ってきた紙袋に興味を示します。
老舗の和菓子店のもので、中身はその店の看板とも言えるお餅でした。
将棋界でも美味しいと有名な一品だそうです。
虎太郎は、今回の依頼がこの餅をかけてのものであると説明します。
老舗和菓子店は、販売しているお餅が将棋のタイトル戦のおやつとなり、有名になりました。
通販会社の大手・クイーンズマルシェ社長の加賀はビジネスのチャンスとして、お餅に目をつけます。
有名になった餅をぜひとも我が社で販売させてほしいと、和菓子店に頼み込んだのです。
お店とまったく同じ方法でお餅を作るという約束で、ライセンス契約を結ぶことに。
売れ行きは好調でしたが、常連から「通販で買ったお餅は味が違う」と報告を受け、店主の熊倉英和(角野卓造)が実食。
常連客同様、味の違いに気がついた英和は激怒し、通販のお餅を自分の作る餅と一緒にしてほしくないと、「通販で売っている商品は偽物だ」と通販サイトにコメントを投稿しました。
すると、英和のコメントが「名誉毀損」と「契約違反」にあたるとして、通販会社の社長の加賀から訴えられてしまったのです。
虎太郎たちが今回担当するのは、訴えれてしまった和菓子職人・英和の弁護。
娘で和菓子店の手伝いをしている熊倉美鈴(大後寿々花)は、熊倉家の複雑な事情を打ち明けます。


実は、今回の原告である通販会社には、熊倉家の長男・熊倉和輝(草川拓弥)が勤めているのだそうです。
一度は父親に弟子入した和輝ですが、職人気質の英和とは反りが合わず、畑違いな通販会社社員に。
親子である英和と和輝が、立場的に裁判で争う形となってしまったのです。
固い守りに入られて
竜美と虎太郎は、通販会社が今回の餅の製造を委託している工場へ。
工場の責任者は、お餅は和菓子店のレシピどおりに作っていると主張。
根拠もあると、専門機関に依頼した分析結果を見せてきます。
資料には、実際の和菓子店で販売している餅と工場生産の餅が、栄養素も味覚の化学分析も全ての数値が一致していると書かれていて…。
通販会社側が裁判に向けて守りを固めてきた、と察する竜美と虎太郎。
さらに、相手方の弁護士は、和輝を証人として迎えることが判明します。



和輝は販売会社の社員である前に和菓子店の息子。彼が通販会社の餅を「本物」と証言すれば、英和はとても不利になってしまいます。
成金は悪いことではない?
美鈴からの連絡を受け、和菓子店に急行する2人。
和輝が通販会社の社長の意向を伝えに帰ってきて、英和と大喧嘩になったのです。
加賀社長が提示した訴えを取り下げるための条件は、餅の独占販売の権限を得ること。
和菓子店に不利な条件をのませようというのです。
英和が納得するはずがなく、職人たちが長年かけて築いてきた技術の結晶であるお菓子を横取りして利益を得ようなど、ただの成金だと揶揄しました。
成金だと言われて憤慨した和輝は出て行ってしまい、竜美たちは急いで後を追います。



成金は、敵陣に入って自由に動けるようになった「歩」の駒が由来。竜美は、成金がどれほどスゴイことか力説していました(笑)
英和のやり方を古臭いと感じ、反発して家を出た和輝。
しかし、縁を切った理由は、英和への反抗だけではないと言います。
英和は職人気質で経営は度外視。
妻・熊倉柚子(かとうかず子)は、お菓子作りにしか頭にない英和に代わって、店の経理から売り込みに至るまで全てを行い、数年前に過労が原因で倒れてしまいました。
柚子は以降、病院にかかりきりだそうです。
英和はいうと、時間のかかる伝統的な製法を変えず、お菓子作りを続けています。
和輝は、柚子の体調よりもお菓子作りを優先する英和に失望しました。
それでも、英和のことを菓子職人としては尊敬している様子の和輝。
自分には絶対に真似できないと英和の凄さを認めた上で、和菓子店が今後も生き残るためにはビジネス戦略が必要で、変わらなければいけないと考えています。
虎太郎は、偉大な父を持つ和輝の苦悩に共感しているようで…
「歩」という駒の魅力
事務所に戻ると、虎太郎は部屋で一人で塞ぎ込んでしまいました。



和輝が父を超えられないと感じているのと同じように、虎太郎も父への尊敬と埋められない自分との差に苦しんでいます
竜美は、歩田法律事務所を選んだ理由を打ち明けます。
答えは単純明快、名前に「歩(ふ)」が入っていたからでした。
歩は駒の中では最弱でも、敵陣に入れば「と金」になれる可能性を秘めた駒。
竜美は、虎太郎もきっと父親を超える弁護士になれると、虎太郎の伸びしろについて伝えたかったようです。
対して乾は、「歩」には「歩」の良いところがあるはずで無理に「金」になる必要はない、と虎太郎を励ましました。
家に帰り、両親に今回の弁護の難しさを話す竜美。
すると、父・辰夫(田辺誠一)から予期せぬヒントを得ます。
竜美の将棋の練習につきあった際、歩が金になれることを忘れていて勝機を逃したことがあるというエピソードです。
竜美は何か思い当たることがあるようで、自室にこもって考え始めます。



竜美には勝機が見えたのでは?
虎太郎のためにも今回の裁判で勝ちたいと頑張る竜美を、母・香澄(和久井映見)は優しい目で見守っていました。
将棋ばかりで他者を理解しようとしてこなかった竜美が、虎太郎を心配するまでに成長したことはいい変化だと感じていたのです。
辰夫はというと、一人娘の竜美が虎太郎と距離を縮め過ぎではないかと心配していました…。
味の違いの決め手
餅の味の違いが裁判の命運を分けると断言する竜美。
勝負服の赤い袴を着て、被告側の証人尋問をおこないます。
証人台に立ったのは英和の妻で和輝の母・柚子です。


竜美は用意した3つの餅を食べ比べさせ、柚子に違いがあるかどうか質問します。
見た目は全く変わらない3つでしたが、柚子は英和が作る「お店の味」を見事に当てました。
他の2つもよく似た味ではあるが、別物だというのです。
2つのうち、一方は通販会社で販売している餅でした。
そしてもう一方は、竜美が美鈴に頼んで、もとのレシピから1点だけ工程に変更を加えたもの。
その変更点というのが、使用している求肥にかける時間です。
美鈴が裁判用に作った餅は、職人の手で求肥を3時間かけて仕込むところを、圧力釜を使って30分ほどで処理したのです。
竜美は原告側の証人である和輝を証言台に呼びます。
通販会社で販売している餅の製法について尋ねる竜美。


和輝は、加賀社長から「コスパを重視して、工場生産では手間のかかる求肥の工程を短縮する」よう指示されていました。
竜美は、会社側と実家のお店の間で板挟みに合う和輝に、本当に守りたいものは何かを問います。
一切妥協せず美味しい和菓子を追求する英和と、それを支えるために身を粉にして働いた柚子。
2人の苦労をずっと見てきた和輝が出した答えは―――
和輝は、通販向けの製造では求肥の工程をオートメーション化し、かける時間を大幅に削減していたと証言。
通販で販売している餅は、お店のレシピとは違う別物だと明言したのです。
原告側の弁護士は和解を提案し、裁判は終了。
和輝は、加賀社長から裏切り者のレッテルを貼られてしまいました。



和菓子の通販は和輝たっての希望だったようで、会社には居づらくなってしまった彼の今後が心配…
形は違えど
竜美は「感想戦」として、熊倉家にて今回の裁判の流れを将棋を使って説明。



勝負がついた後に、対局を振り返る「感想戦」。棋士たちは勝ち負けではなく、いかにして勝つかを重視しているのですね!
竜美は、今回の裁判は和輝の証言次第で結果が変わったと話します。
先手で守りを固める駒の一つだった和輝が、裏返って「成駒」になっていたら、竜美たち後手は攻めることは不可能だったからです。
竜美は、味の違いの秘密は柚子から得たと和輝に打ち明けます。
通販会社の餅を食べて、数年前に倒れて病院に運ばれた際に英和がお見舞いで持ってきた餅の味を思い出したという柚子。
英和は柚子の大好きな餅を見舞いに持っていこうと、急いで餅をこしらえたために、味に違いが出たようです。



自分はただ和菓子を作るだけ、というのが英和の口癖。和菓子で妻を元気づけようとしていたんですね!
和輝にも本心を語るよう促す竜美。
和輝が餅の通信販売化を進めたのは、もっとたくさんの人に和菓子屋の餅の美味しさを知ってほしかったからでした。
口下手な父親と、父とは別の方法で和菓子に携わろうとする息子は、すれ違いを解消。
お客様に美味しい和菓子を提供したいという思いのもと、父と娘が和菓子職人として味を守り、母と息子は経営を支えることになりました。



今後は家族一丸となって、和菓子屋を発展させていくことでしょう!
虎太郎と竜美は、行きつけの居酒屋で今回の裁判を振り返ります。
虎太郎は、竜美が和輝にかけた言葉が、父にコンプレックスを抱く自分にも刺さったと話しました。
お酒の力か、感謝の気持ちを素直に伝える虎太郎ですが…
竜美はすぐに酔いつぶれてしまい、せっかくのお礼も届かなかったのでした。
酔いつぶれた竜美を家まで送った虎太郎。
竜美と親友との過去を聞かされます。
将棋のライバルだった親友から、竜美が将棋を奪ってしまったのだと…



とても気になる終わり方!竜美と親友の間に何があったのでしょう?
「法廷のドラゴン」第5話 ネタバレあらすじと考察!竜美が餅を守るために弁護? まとめ
第5話をまとめると、
- 虎太郎は優秀な弁護士の父・羊次郎を尊敬しながらも、コンプレックスがあった
- 和菓子屋の店主・熊倉英和がライセンス契約をめぐって訴えられた
- 原告は大手の通販会社社長の加賀。社員には英和の息子・和輝もいて…
- 英和は、通販会社の製造する餅は味が異なる別物だと主張
- 通販会社は餅を専門機関に依頼して、本物との違いはないという分析結果を提示してくる
- 英和と和輝が大喧嘩!和輝は和菓子職人の父を尊敬してはいるものの、頑固なところが気に食わない
- 英和が和輝を「成り金」呼ばわりしたことで、竜美は将棋モードに?!
- 虎太郎は和輝と自分を重ねて、落ち込んでしまった
- 虎太郎を励ますためにも、裁判での勝ち筋を懸命に模索する竜美
- 裁判で餅の味の違いの秘密を暴き、依頼人を守ることができた
- 竜美のおかげで、虎太郎も父と自分を比較するのはやめた様子
- 竜美の両親は竜美が親友を失った過去について虎太郎に話して…



家族仲を救済した竜美たち!第6話では竜美の過去に焦点が当てられるのでしょうか…?



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