2025年の冬ドラマとして、毎週金曜21時放送のテレビ東京系列ドラマ 『法廷のドラゴン』がスタート。
その第6話が2月21日に放送されました。

プロ棋士を目指していた過去を持つ異色の弁護士主・天童竜美を上白石萌音さんが熱演!



お話を楽しみながら、将棋にも法律にも詳しくなれる一石二鳥(?)なドラマです!
第5話では、老舗和菓子店のプライドをかけた裁判に挑んだ竜美(上白石萌音)と虎太郎(高杉真宙)。
味にこだわりを持つ頑固な店主と、職人気質な父と確執がある息子が法廷で対立する形となってしまいました。
父親を越えようと奮闘する息子に、虎太郎は自らを重ねてしまい、思い悩みます。
虎太郎にとって亡き父・羊次郎(藤井隆)は、弁護士として憧れの存在で、はたまた優秀な父と比べられることにプレッシャーを感じていたのです。
将棋では、特定の駒は敵陣に入ることで、裏返してパワーアップが可能。
竜美は、裁判で父親と敵対する息子をそんな攻め入る駒になぞらえ、読み通りに裁判を進めました。
そして、竜美の両親の口から竜美が「過去にはいた」と言っていた親友の存在について語られて…。



将棋一筋だった竜美にとって、親友の存在は救いでもあり、現在では心の傷でもある様子。断片的にしか出て来ていない竜美の親友を白石麻衣さんが演じています。
この記事では、「法廷のドラゴン」第6話のあらすじと感想を、ネタバレありで解説していきます!
この記事は、ネタバレの要素を含みます。
まだ内容を知りたくないという方はご注意ください。
「法廷のドラゴン」第6話 あらすじ
竜美(上白石萌音)と虎太郎(高杉真宙)は、旧家の遺産分割協議に立ち会うが、開封した遺言書にはなんと詰将棋の問題が!長女・桐枝(内山理名)をはじめとする子供たちも紛糾し、骨肉のきょうだいゲンカに発展!?どうやら一族は将棋嫌いで、それには理由があるらしい。前代未聞、遺言書のメッセージを将棋で読み解くことに!さらに、竜美と虎太郎は近くの旅館で宿泊するが、心配した竜美の父・辰夫(田辺誠一)と母・香澄(和久井映見)も駆けつけて予想外の展開に!
「法廷のドラゴン」公式サイト



今回の依頼は、竜美にうってつけの将棋に関するもの!



竜美が将棋を辞めた理由についても語られる?見逃せない一話となりそうです…
「法廷のドラゴン」第6話 ネタバレあらすじと感想・考察
歩田法律事務所へ舞い込んだ新たな依頼は、遺言書の謎解き?
ここからは気になる第6話のあらすじを、ネタバレありでご紹介します!
奇妙な遺言書
ある山奥の旧家・宇津木家にて、当主の忠義が亡くなり、遺産相続の手続きが進められることに。
竜美(上白石萌音)と虎太郎(高杉真宙)は、遺族の一人から遺産分割について相談を受けました。
竜美たちの住む街とはかなり距離があるため、現地に宿を取って、泊まり込みで依頼を請け負います。
竜美の父・辰夫(田辺誠一)は、竜美が虎太郎と外泊することに猛反対!
しかし、竜美は「仕事だから」といつになく強気に出て、辰夫に有無を言わせません。
宇津木家の長女・桐枝は、竜美たちに遺言書を渡します。
中身を確認した竜美は、目を見開きました。


なんと、遺言書には詰将棋の譜面と手詰めの指示が書かれていたのです。
長男の松彦は、詰将棋が遺言書など馬鹿馬鹿しいと、遺言書の無効を主張。
二女・椎子も、二男・杉央も、将棋なんて見たくもないと、父親の残した遺言書に懐疑的でした。
しかし、遺言書は正式な手続きを踏んで作成されていて、無下にはできません。
また、遺言書には通常の詰将棋には存在しない記述も…。
遺族たちの名前と、それぞれに駒が割り振られていました。
宇津木家の四姉弟のほか、執事の岡山、忠義の遠縁にあたる牧野紫織とその息子の悠真の名前も登場します。
紫織は、忠義の経営する宇津木建材の社員でもありました。
将棋が可哀想?


長女の桐枝は、今回の件を歩田法律事務所に相談した経緯を明かします。
知り合いの弁護士から、将棋になぞらえて案件を解決する珍しい弁護士がいると教えてもらったそうです。



本人のあずかり知らないところで、竜美はちょっとした有名人になっていました!
竜美は、宇津木家の四姉弟全員が「将棋嫌い」であることを察し、その理由を尋ねます。
桐枝は、すべては父親の忠義に原因があると話しました。
宇津木忠義は、病気がちな妻の代わりに、幼かった四姉弟を世話していました。
ただし、四姉弟にとって苦痛な時間が…。
忠義は唯一の趣味である将棋を強要。
まったく手加減せずに指すため、子供だった四姉弟とっては将棋は面白くないものになってしまったのです。
また、忠義は仕事を引退後も将棋にかこつけて全国各地を飛び回っていました。
自分の趣味を優先してきた父親が亡くなり、四兄弟たちは「面倒ばかりかけられ、亡くなった後も将棋を強要してくる」父親に嫌気がさしているようです。
二女も長男も、そして二男も、亡くなった父親のことを偲ぶどころか、遺産として相続できる金額ばかりに執着。
どうにか自分がより多く遺産を相続できないか、と考えていました。
詰将棋を解くのに苦戦する竜美。
そこへ、悠真がやってきてヒントを知っていると言い出します。
悠真が竜美と虎太郎を案内したのは、家とは別に作られた古い蔵です。
蔵には、将棋にまつわるグッズが眠っていて、竜美は目を輝かせます。
悠真は、祖父の忠義から教えてもらった将棋が好きなようで、虎太郎を対局であっさりと負かすほどの実力の持ち主でした。
蔵には、将棋関係のものの他、宇津木家の思い出の品もあり…。
古いアルバムには、将棋盤を囲んで和やかに笑い合う当時の宇津木家の面々の写真が、数多く残されていたのです。
「将棋が可哀想」と呟く竜美。
忠義が亡くなって、誰も将棋を好きでない現在を嘆いていました。
「私は、将棋で誰かが傷つくのをもう見たくありません。」
ドラマ「法定のドラゴン」第6話より
そう話す竜美に、虎太郎は竜美の両親から聞いていた竜美の過去の親友・兎羽の名前を挙げました。
すると、竜美は「その名前を出さないで」と拒絶。
竜美本人から、兎羽との過去を聞き出すことはできませんでした。



竜美は、その名前を聞くのも嫌なくらい、過去に親友と何かあったということでしょうか?
数々の対局を見届けた空間で
宇津木家を後にし、今夜宿泊する旅館に向かう竜美と虎太郎。
用意されていたのは、まさかの一室のみ?!
虎太郎は辰夫からの猛反対があった手前、竜美と一緒の部屋で過ごすわけにはいかないと動揺しますが、竜美は一切お構い無しです。
実は、過去に将棋のタイトル戦で使われた老舗旅館が宿泊先であることを楽しみにしていた竜美。
憧れの名人たちが戦った空間に足を踏み入れて、興奮冷めやらぬ様子でした。
そして、虎太郎のピンチは続きます。
旅館に竜美の両親が現れたのです!



ちょうど竜美と虎太郎がベッドのそばでたわむれているように見え状況で、竜美のご両親登場…。タイミングが良すぎて虎太郎は冷や汗が止まりません!
竜美の両親は乾に頼んで、二部屋を予約してもらい、虎太郎と竜美父・竜美と竜美母が同室で宿泊できるようにしたそうです。


竜美が詰将棋の謎にかかりきりになるなか、虎太郎も単独行動。
旅館に残されている将棋の奨励会の記録を発見しました。
数年前の記録には、竜美の名前が。
将棋に精通する旅館の従業員は、竜美の名前をよく知っていると言い出しました。
成績優秀で、プロ棋士になれると有力視されていたのに、自主的に将棋を辞めてしまった棋士だと…。
虎太郎はその言葉に衝撃を受けます。
竜美がプロ棋士への道を断念したのは、棋士になるための厳しい条件をクリアできなかったからだと思っていたからです。
たまたま近くを通りかかった竜美の父・辰夫の口から、竜美が将棋を自主的に辞めてしまった事のあらましが語られて…。
プロ棋士を目指していた竜美は、親友だった兎羽と対局し、竜美の一手が原因となって友情が壊れてしまったというのです。
また、それ以来、竜美が誰とも将棋を指すことはなくなったとも話しました。
竜美は、裁判のために将棋の指し手を活用することはあっても、誰かと将棋を楽しむことはなかったのです。
遺言書の真のナゾ
竜美は一晩かけて詰将棋を解くことに成功。
しかし、まだ腑に落ちないことがあるようで、遺族たちに種明かしをせずにいます。
すると翌日、紫織から新情報が飛び出しました。
宇津木建材は数年前に経営難に陥り、資金繰りに困った忠義は家を含めためぼしい財産を抵当に入れてしまっているそうです。
つまり、財産のほとんどは借金のカタとして押収されてしまうため、遺族が相続できるものはあまり残っていないのです。
竜美は、忠義がわざわざ難しい遺言書を残したのには、相続の他に理由があると感じます。
将棋でつながる絆
関係者たちを全員呼び出した竜美は、将棋盤を持ってきて「詰将棋を全員で解く」と言い出しました。
四姉弟は誰しもが気乗りしないなか、悠真が積極的になって将棋盤の前に座ります。
大手までの手筋を決められた手数でおこなうという、パズルの一種の詰将棋。
いくつかある手筋の中から考えながら駒を運ぶ必要があります。
指し手を考えながら進めていくうちに、悠真につられるようにして執事・紫織・四姉弟全員が、詰将棋に参加。
いつかのアルバム写真にあったような、一家で将棋を楽しむ光景が再現されていました。
詰将棋を解いた後、残った駒を並び替えると…。
宇津木家の屋敷の形になり、別に建てられた蔵の位置が示されていたのです。


蔵へと場所を移した一行。
竜美は、忠義が最も伝えたかったのは、家族全員で団結してほしいという思いだと説きました。
長女の桐枝は思い当たる節があるようで、忠義が将棋を趣味としていた本当の理由について語り始めます。
実は、将棋を趣味としていたのは、忠義ではなく妻の方でした。
入院ばかりで子どもたちと接する機会が極端に少なかった妻を思い、子どもたちに将棋を教えることで、忠義は子供たちと母親に共通点を持たせようとしていたのです。
忠義の思いを知り、四姉弟は桐枝を中心として団結していくことを誓います。
何年間も実家から離れていた姉弟たちが戻り、忠義も浮かばれることでしょう。



長年かかってしまいましたが、やっと忠義の真意が子どもたちに伝わって良かったです!
竜美は、虎太郎を将棋に誘いました。
暗い過去を背負い、誰とも将棋をしなくなった竜美にとっては、大きな心境の変化です。
辰夫から話を聞いている虎太郎も竜美の変化に気づき、安堵しながらも対局。
やはり竜美は手強く、すぐに負けてしまう虎太郎ですが、その後も何度も再戦を頼み込み、二人は将棋を楽しむのでした。


相続の依頼を無事に解決した歩田法律事務所。
乾が有給で不在のなか、新たな依頼者がやってきます。
竜美を指名してきた依頼人の女性は、竜美のよく知る人物―――竜美のせいで将棋を辞めたという兎羽(白石麻衣)その人だったのです。
「法廷のドラゴン」第6話 ネタバレあらすじと考察!竜美が遺言書の謎を解く! まとめ
第6話をまとめると、
- 宇津木家の遺産相続について依頼を受けた竜美と虎太郎
- 遺言書には詰将棋が書かれており、将棋に精通した竜美の噂を聞きつけての相談だった
- 宇津木家の子孫たちは、父親のせいで将棋が嫌いだという
- 虎太郎が兎羽の名前を出すと、竜美が名前そのものを拒絶
- 竜美は、兎羽との一件をきっかけに将棋を辞めてしまい、それ以降、誰も対局していない
- 詰将棋の答えではなく、解く過程に忠義の思いが込められていると察する竜美
- 家族一丸となって詰将棋に取り組むうちに、将棋の楽しさを思い出した宇津木家の人々
- 亡き忠義の遺した本当のメッセージに気づき、今後は一家で団結することに
- 宇津木家が将棋を楽しむ姿に触発され、これまで誰とも将棋を指したがらなかった竜美が、自ら虎太郎を将棋に誘う
- 竜美の心の傷が癒えつつあるかと思いきや、現況の兎羽が歩田法律事務所にやってきて…



兎羽の方から竜美に会いに来たということは、関係回復の兆し…?



