2025年の冬ドラマとして、毎週金曜21時放送のテレビ東京系列ドラマ 『法廷のドラゴン』がスタート。
その第7話が2月28日に放送されました。

上白石萌音さん演じる天童竜美と、高杉真宙さん演じる歩田虎太郎の弁護士2人が依頼人のために奮闘!



将棋をおこなうようにして裁判に臨む竜美。指し手が決まった時の爽快感がたまりません!
第6話では、遺産相続に関する依頼を受けた竜美と虎太郎。
詰将棋で暗示された遺言書の謎について、調査することになりました。
遺された家族は、亡き父親のことを「将棋ばかりで迷惑な人」と嫌っている様子。
実は、遺言書には遺産よりも大切なメッセージが込められていて…。
将棋になぞらえて依頼を解決する竜美は、その名が知れ渡り始め、歩田法律事務の経営にも大きく貢献?
そんななか、“あの人”が依頼人として現れ、竜美は過去と向き合わざるを得ない状況に…?



竜美が名前を出すことすら避けてきた過去の“親友”の登場!?彼女の目的とは?
この記事では、「法廷のドラゴン」第7話のあらすじと感想を、ネタバレありで解説していきます!
この記事は、ネタバレの要素を含みます。
まだ内容を知りたくないという方はご注意ください。
「法廷のドラゴン」第7話 あらすじ
竜美(上白石萌音)の将棋の宿敵だった兎羽(白石麻衣)が、竜美に弁護をしてほしいと頼みにやってきた。現在、報道記者である兎羽は、衆議院議員・柘植(福士誠治)のインタビュー記事がねつ造であると名誉棄損で訴えられていたのだ。しかし、兎羽の姿を見るなり竜美は部屋に籠ってしまい、裁判を巡る方針も噛み合わない…。どうやら兎羽もこのスクープに隠し事をしているようだ。ついに、歩田法律事務所最大の危機が訪れる!
「法廷のドラゴン」公式サイト



予告では「虎太郎が逮捕」という衝撃的な内容も…。ハラハラの展開が待ち受けている予感。
「法廷のドラゴン」第7話 ネタバレあらすじと感想・考察
回想シーンでのみの登場だった竜美の過去の将棋仲間・兎羽が、自ら竜美の目の前に現れて…。
ここからは気になる第7話のあらすじを、ネタバレありでご紹介します!
現在は報道記者の兎羽
歩田法律事務所に、駒木兎羽(白石麻衣)がやって来ました。


驚いて固まったと思ったら、すぐさま奥の部屋に逃げてしまう竜美(上白石萌音)。



兎羽の方は、竜美がいると知って歩田法律事務所に来た様子…。
テレビ局の報道部で記者をしているという兎羽。
名誉棄損で訴えられてしまったため、代理人を頼みたいと言います。
兎羽は、2週間前に仕事で国会議員・柘植龍馬(福士誠治)のインタビューを実施し、ネットニュースの記事を作成することに。
普段は内容を機器を用いて内容を録音するのですが、柘植議員からの要望で、この日は録音をせずに対話しました。
柘植が党の幹部への不満を語り、次の総裁選へ意欲的な発言をしたため、その内容を記事にした兎羽。
ところが、記事がネットにアップされてまもなく、柘植議員側から抗議が…。
記事の削除と謝罪を求めてきたのです。
テレビ局は記事の削除に応じ、兎羽は組織から謝罪を要求されるも、拒否。
兎羽としては、記事の内容はあくまでインタビューの内容に沿ったもので、柘植議員が主張するような嘘はないからです。
この兎羽の対応を不服に思った柘植議員側は、「記事の内容を“捏造”し、柘植議員の名誉を著しく傷つけた」として名誉棄損で訴えてきました。
兎羽が事情を話す間、竜美は別の部屋から聞き耳を立てていました。
兎羽は、竜美を代理人として指名。
竜美が聞き耳を立てていることも察していたようで、竜美の籠る部屋に向かって、かつてのあだ名“ドラ”と呼びかけるのでした。
竜美の“竜”が“ドラゴン”を意味することから、「ドラ」という愛称が誕生。兎羽くらいしか使わない親しい間柄での竜美のニックネームです。
プロ棋士への夢と、壊れた友情
虎太郎(高杉真宙)と乾(小林聡美)は、天童家を訪れます。
兎羽の依頼を受けるにあたって、どうしても竜美と兎羽の過去を知る必要があったからです。
竜美の両親から語られたのは、竜美と兎羽の友情と別れでした…。


将棋の世界でも数少ない女性仲間として、竜美と兎羽が仲良くなったのは自然のことでした。
毎日のように一緒にいて、長い時間をともに将棋に費やす2人。
2人とも4年前に3段に昇格し、プロ棋士への夢へ近づいたと、お互いに喜び合います。
しかし、プロ棋士への道には高い壁が存在して…。
3段のリーグ戦で上位2名がプロ棋士となれるのですが、26歳の誕生日を迎えた際、リーグ戦で勝たなければ将棋の道はそこで絶たれてしまうのです。
兎羽は26歳となって後がない状況に立たされ、不運にも竜美と対局することになります。
竜美は得意の攻めで対局を有利に進めていきますが、なぜか防戦に転じて…。
いつもの竜美なら攻めを畳みかけて一気に勝利へと向かう局面となったのに、この日の竜美はジリジリと守り続けたのです。
自然と対局は長い時間がかかり、兎羽は苦しい状況の連続。
竜美があと一手で王手の場面、竜美はまた守りに入ったのです。
この一手によって、兎羽は涙を流しながらその場から去ってしまいました。
その後、竜美は自主的に将棋を辞め、兎羽と会うこともなかったのです。



友情と夢を天秤にかけながらの対局で、結局は2人とも両方を失ってしまう形に…。竜美がいつものように攻めなかったのは、兎羽に遠慮したからなのでは?
崩しにくい相手
竜美は事務所に泊まり込んで、兎羽の弁護のための準備をしていました。
兎羽の書いた記事の信憑性を立証するような、柘植議員の過去の発言がないか片っ端から調べたのです。
虎太郎と乾は、竜美がやりにくいなら今回の担当から外れても良いと勧めますが、竜美は仕事を投げ出したくないとのこと。
虎太郎と竜美は、兎羽が働くテレビ局の報道部へ調査に向かいます。
兎羽の先輩にあたる女性社員で報道部のデスク・黒須は、兎羽の人柄と仕事ぶりを信頼している様子。


「生真面目で曲がったことができない」と兎羽のことを語る黒須に、竜美は兎羽の棋風を思い出しました。



棋風とは、将棋の指し方の個性のこと。兎羽の真面目な性格は、将棋にも反映されていたんですね!
柘植議員の記事に関しても、兎羽が嘘を書くはずがないと黒須は断言します。
裁判での有力な証言GET!かと思いきや、報道部長・坂手が現れ、勝手な聞き込みは困ると言われてしまいました。
兎羽の記事の削除を判断したのは坂手で、彼は「抗議に対して迅速に対応したまで」と主張。
坂手は柘植議員側の証人として裁判に出ることが決まっていました。



記事の削除にすんなり応じたところが、なんだか怪しいです…。坂手と柘植議員には何らかの癒着も疑われます!
真逆の棋風
事務所に帰ってきて、兎羽と対面した竜美は、まだ目を合わせるのも気まずい様子。



テレビ局に乗り込んだ時の威勢はどこへやら…。兎羽が有給を取っているからこそ、積極的にテレビ局に行けたのかもしれません
柘植議員は元検事ということもあり、坂手を証人として用意していることからも手強いのは確実。
何より、取材時の音声データがないため、兎羽の記事の信憑性を立証するのは困難な状況です。
竜美は有効な攻めとして、将棋でいうところの「向かい飛車」を提案。
相手を迎え撃ち、攻めに転じようとする手筋です。
相手が坂手を攻めの要としていくる以上、こちらも同様の駒を用意して立ち向かおうというのです。
兎羽を擁護してくれそうな黒須を証人とすることを考えています。
しかし、これに兎羽が反論。
テレビ局の社員だと、局側からの圧力で有力な証言を引き出しにくいため、竜美の考える攻めには至らないというのです。
そんな兎羽が提案する手筋が「右玉」。
相手の出方を見てから慎重に動くべきだと主張します。



裁判を将棋に絡めて話す竜美が、同じく将棋を用いて言い返されるなんて初めてのことです!



攻めを得意とする竜美と、堅い守りを重視する兎羽。棋風の違いが意見のすれ違いになってしまいました。
指し手の変更?
虎太郎は、依頼人の希望に沿うのが一番として、兎羽の勧める戦い方を選択。
迎えた裁判では、柘植議員本人は現れず、代理人弁護士のみが出席します。



すでに勝利を確信してか、柘植議員は余裕の構え…。最初の裁判はとりあえず相手の隙を見つけたいところですね
予定通り、柘植議員側の弁護士は報道部長の坂手を証人に呼び、記者には往々にして目指すところがあると言わせます。
自分にしか書けない記事を書いて自らの力を証明したいという、記者としての上昇志向が、兎羽にあると…。
兎羽の報道への熱い思いが暴走して、記事の捏造に至ったと印象付けたいのです。
反対尋問にあたる虎太郎は、まず、柘植議員と坂手の出身大学が同じである点を指摘。
2人にはもともと面識があり、坂手が柘植議員のことを大学の後輩として応援していたはずと話しました。
総裁選への出馬は次期首相を意味し、今回の兎羽の記事は坂手も期待していた内容であるはずだと、坂手が否定できない質問を繰り返したのです。
また、この時期の柘植議員へのインタビューは、大事な意味合いがあり、中途採用でまだ経験が浅い兎羽に一人で担当させたことも不自然と主張。
坂手が兎羽のことを上昇志向があると思っていたのなら、なおさら、一人で取材させるべきではなかったと、坂手の管理能力を問います。
そして、兎羽の記事がネットにアップされる前に坂手が報道部長としてOKを出している事実から、兎羽の記事に信憑性があると判断したのではないかと迫りました。
坂手としては、虎太郎の質問を肯定してしまえば「兎羽の記事に信憑性がある」と認めることになり、否定すれば「兎羽にすべての責任をなすりつける管理者」となってしまう、究極の二択。
結局答えられず、今回の裁判は終了します。
同じようなことを別の言い方で繰り返し質問し、最後には返答できないような質問をぶつけた虎太郎。
竜美はその戦法が将棋の「千日手」のようだと感じ、兎羽の本当の狙いを察したのです。
実は、裁判の前、兎羽は虎太郎にだけ「時間稼ぎ」をお願いしていました。


隠された切り札
裁判の後、WEBライターを名乗る男性・神野が虎太郎に声をかけてきました。
柘植議員の情報を共有したいと言う神野を乾は怪しんで、彼が持っていたボイスレコーダーを取り上げてスイッチをしっかりOFFにします。



虎太郎が録音は止めてと言ったのに、止めたフリをしてスイッチを切っていなかった神野…。あれ?…兎羽の時と似ているかも?
兎羽は、時間稼ぎを願い出た理由を明らかにしていません。
柘植議員は大臣昇格の話も浮上しているため、早期解決を狙って和解案を出してくるのでは?という推測もされますが…。
兎羽の取材メモの写しから違和感に気付く竜美。
録音できなかったため、取材メモから記事を書き起こしたと言っていた兎羽ですが、実際の記事にはメモに載っていなかった細かい記述がいくつも見受けられたのです。
神野と同じように、録音を止めたフリだけして機器のスイッチを切っていなかったとすると、兎羽は取材の録音データを所持している可能性が高く…。
データ提出は兎羽の記事の信憑性を立証するのに一番の近道ですが、なぜか彼女は隠しているということになります。



兎羽に録音データを提出できない何らかの理由があるにしても、味方の竜美たちにまで隠す必要はないのでは?竜美を信頼していないということでしょうか…?
兎羽側の裁判での強気の姿勢から、柘植議員も兎羽が録音データを持っていると勘付いていました。
しかし、柘植議員には裁判に負けない自信があるようです。
一方、ある人物のお見舞いのため病院に来た黒須。
面会謝絶を言い渡されてしまい、その人物を見ることすら叶いません。
理不尽な面会謝絶の理由は「彼の意識が戻ったから」ではないかと黒須は病院側に噛みつきますが、追い出されてしまいます。



兎羽も、柘植議員も、黒須も、何か秘密を持っている…?!
依頼人に寄り添うということ
乾は、竜美がいつもと様子がおかしいことに気付き、お菓子を食べようと誘いました。
兎羽が本当のことを明かしてくれないのは、過去の対局でのことを許していないからだと思い込んでいる竜美。
乾は、虎太郎の父・洋次郎(藤井隆)が「依頼人ファースト」をモットーにしていた話を聞かせます。


ある時、依頼人が故意に事実を明かさず、裁判で苦戦を強いられたことが…。
しかし、そんな時でも洋次郎は依頼人を信じ続けたそうです。
依頼人の嘘には何か事情があるはずで、依頼人のすべてを受け入れて弁護するのが歩田法律事務所のやり方だと、洋次郎は語っていました。
竜美は、兎羽には嘘をつかなければいけなかった事情があるのかもしれないと考え直します。
虎太郎、大ピンチ!!!!
虎太郎のもとに、匿名のタレコミが…。
発信元は神野で、兎羽が取材の音声データを柘植議員に高額で売り渡そうとしているというのです。
兎羽の持つ音声データは、記事の信憑性を立証するものであると同時に、取材相手の要望を無視し、記者としての倫理に反した行動を示すものでもあります。
兎羽が音声データを柘植議員に売ることで、柘植議員は虚偽の訴えを公にされずに済み、兎羽は記者としての生命に影を落とすことなくお金も手に入るという算段。
裁判で時間稼ぎをしたのも、取引額を引き上げるための工作だとすれば辻褄が合いますが…。
神野から取引の日時を聞いた虎太郎は、厳重に人払いがされた料亭の一角に乗り込みました。
すると、そこでは柘植議員が意見交換の場として各界の大御所を呼んで会食中。
兎羽の姿はどこにも見当たりません。
柘植議員は、虎太郎が無理矢理この場に押し入って来て、退出を訴えても応じなかったと淡々と非難。
ほどなくして警察がやってきて、不審者として虎太郎が連行されてしまいました。



完全に罠にハメられてしまった虎太郎。虎太郎の弁護士生命にも、裁判にも影響が出てしまう可能性大…???
「法廷のドラゴン」第7話 ネタバレあらすじと考察!白石麻衣が演じる因縁の相手が登場! まとめ
第7話をまとめると、
- 竜美のかつての親友・兎羽が依頼人としてやってくる
- 柘植議員に関する記事を書いたところ、名誉棄損で訴えられてしまった兎羽
- 兎羽と顔を合わせるのを気まずそうにしながらも、仕事の依頼を引き受ける竜美
- かつてはともにプロ棋士を目指していた竜美と兎羽。竜美の“ある一手”を境に、2人とも将棋の世界から離れ、決別した過去が。
- 虎太郎は兎羽からの要望を受け、反対尋問でなるべく多くの時間を使う
- 兎羽が取材の音声データを隠し持っている可能性があり、竜美たちにまだ語っていない彼女の目的があると推測される
- 兎羽の職場の先輩・黒須は、意識不明の男性のお見舞いに。しかし、病院で面会謝絶を受ける
- 神野というWEBライターからの情報を鵜呑みにして指定の場所へ出向いた虎太郎は、警察に連行されてしまい…



兎羽の言動も気になるところが沢山…。何より、無関係と思われる黒須の病院のシーンが、意味ありげで気になります!



