2025年の冬ドラマとして、22時よりTBS系金曜ドラマ「クジャクのダンス、誰が見た?」がスタート。
その最終話が3月28日に放送されました。
第9話では、春生の手紙に名前のあった最後の1人【廣島育美】に会いに行った心麦と松風。
本人は認知症でまともに話を聞くことは出来ませんでしたが…。
唯一言葉にした「おかちゃん」という名前と、歌の存在。
神井の情報から、赤沢京子が関わっている事が分かり調べていくと旧姓が【吉丘】だと判明!!
真実に近づくにつれ、鳴川は過去の罪と阿南に対しての罪悪感で自首しました。
赤沢夫婦が怪しいと後を追っていくと…林川邸で腹から血を流した赤沢が倒れていました。
- 春生を殺害したのは誰なのでしょうか?
- 林川一家を殺害をした犯人と同一人物なのでしょうか?
- 京子は歌(心麦)の産みの母親なのでしょうか?
- だとしたら、ここまで隠してきた理由とは?
毎週話題のドラマですが、とうとう最終話です!!

一瞬も目が離せませんね!
この記事では、「クジャクのダンス、誰が見た?」最終話のあらすじと感想を、ネタバレありで解説していきます!
この記事は、ネタバレの要素を含みます。まだ内容を知りたくないという方はご注意ください。


「クジャクのダンス、誰が見た?」最終話あらすじ



なんで殺さなければいけなかったのか?



これも母親の愛情の形なのかな?
一連の犯行を告白した鳴川(間宮啓行)。一方、心麦(広瀬すず)、松風(松山ケンイチ)、神井(磯村勇斗)は赤沢(藤本隆宏)のGPSを追いかけて林川家に辿り着く。
扉を開けた先には、刺された赤沢と包丁を手にした妻の京子(西田尚美)がいたー。
ついに、心麦にとっての宿命のはじまりである東賀山事件の全貌が明らかに。
そして、心麦たちそれぞれの宿命が終わり、心麦と春生(リリー・フランキー)に愛の奇跡が訪れるー。
「クジャクのダンス、誰が見た?」公式ページ



心麦ちゃん負けるな!



力郎と友哉の罪も晴れるかな?



みんな幸せになるといいな。
「クジャクのダンス、誰が見た?」最終話 ネタバレあらすじと感想・考察
京子の罪。
「私は…私は、進む。」
心麦と松風は警察署に来ていました。
お久しぶりです。
体調いかがですか?
京子は何も話しません。
京子さん…?
それはあの日。
心麦と松風と神井が林川邸を訪れた日。
血まみれになった包丁を握りしめる京子。
足元には赤沢が倒れていて、京子のコートには返り血がついていました。
心麦を見つめながら京子が言いました。
私が死んで全部終わらせるつもりだった。
待ってください!
卑怯です、そんなの卑怯です!
あなたですよね、私を産んだのは。
そんな勝手なことしないで。
泣き崩れる京子。
教えてください、何があったのか。
教えてください、全部。
私は知らなきゃいけない。
あなたの娘として。
あの子はゴミの中で死んだ。
京子の弟は、ネグレクトから餓死していました。
あの日からきっと始まってしまった。
お金さえあれば、あんなことはもう起きないと思っていました。
守を預けて働きに出たいと、赤沢に話すも分かってもらえませんでした。
京子は幼馴染の廣島育美と会社を立ち上げました。
赤沢には秘密で。
その時、京子を助けてくれたのが林川安成でした。
赤沢と別居した京子は、いずれ離婚して守と次の人生に進もうと考えていました。
そんな矢先、安成との子どもを妊娠したのです。
それが…。
京子は迷わず産むことを決めました。
安成は妻と別れて京子と結婚すると約束しましたが、
林川家の体裁のため、妻が産んだことにしないといけないと言うのです。
妻と両親を必ず説得するという安成の言葉を信じて京子は待ちました。
これで守もこの子もあんな思いはしなくて済む。
しばらくしてから、安成の離婚が成立したと聞かされました。
林川家に歌を抱いて向かうと…
安成の妻の里子が、母の首を絞めていました。
里子は安成の不倫のせいで精神的におかしくなり、子どもや父母を殺害してしまいました。
悪いのはさ、あんた達だから。
奪おうとしたでしょ?子ども。
奏太と音。
ぜーんぶあんたのせい!
恨みから安成に襲いかかった里子を、安成は殺してしまいました。
子ども達を殺され気が狂った安成は、自分の殺害を京子に頼みました。
そして京子は涙を流しながら安成を手にかけました。
みんな、私の邪魔をする。
歌を連れて戻る場所はありませんでした。
しかし、赤沢から歌を春生達が引き取ると聞きました。
京子は忘れようと生きてきましたが、次々と力朗や春生、友哉が事件に近づき必死に隠そうとしました。
赤沢に何かあれば守のキャリアに傷がついてしまう。
そこで、鳴川に協力するよう指示していました。
私は目の前のものを…。
もういいです。
父の、父の最期は…?
教えてください。



弟の死は辛いけど、やっていいことじゃないよね。



歪んでるのも幼少期のせいかな。
事件の全て。
そして、裁判の日。
そして、京子の番。
全てを狂わせたあの場所で私は死のうと思ってました。
そこに駆けつけた赤沢。
包丁の取り合いをして赤沢の腹部に刺さってしまったのです。
頼むから、行かないでくれ。
守のためにも…。
あのクリスマスイブの日、春生から京子へ連絡がありました。
「東賀山事件の事で…。」
春生の家に行くと、力朗が冤罪だと言われました。
そして安成と不倫してたことを問われました。
悲惨な家の中で泣きわめく赤ちゃん。
赤ちゃんを2階に移動させた後、すぐパトカーが来ました。
そのせいで力朗は冤罪となってしまったのです。
春生は力朗の事実をねじ曲げてしまったと悔やんでいました。
あなたの知ってることを教えてくれないか?
あなた自身の口から真実が聞きたいんだ。
もう心麦に嘘をつくのはやめよう。
だからあなたの口から聞きたいんだ。
私もあなたもあの子の親だから。
ねえ、お願い。
ねえ、お願いです。
このことは誰にも、
誰にも言わないでください。
お願いです。
いや、それはできないよ。
なんで!
全部めちゃくちゃになるんですよ!
山下さんだって心麦ちゃんだって。
うちの守だってもう
全部めちゃくちゃになるんですよ!
めちゃくちゃになったのは力朗さんなんです!
私はこれからの人生、間違いを正すために使いたいんです。
そして、誇らしい父親でありたい。
あなたも私の邪魔するんですね。
えっ?
春生は意識を失い椅子から転げ落ちました。
もう戻れないの。
心麦は…必ず…たどり着きますよ…。
あなたを…クジャクを…。
薬で眠らせた後、家に火をつけました。
そして現場近くに呼び出していた
遠藤友哉さんに捜査の目が行くように仕向けました。
それが全てです。
ごめんなさい。
ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい。



もう手遅れだね。



守もこんな母の姿見るの辛いね。
それぞれ前に進む。
心麦と松風と波佐見は、事務所の屋上でランチをしながら話していました。
心麦ちゃんさえよければ、パラリーガル続けてもらってもいいんだよ。
そう言ってもらえて嬉しいです。
でも大学もあるから。
粋であり粋じゃないね〜。
にしても寂しくなるなぁ、なあテル?
うん、まぁ。
んだよ、そのぼんやりした返事は。
粋じゃないねぇ。
まぁあれだ。
まあ、お元気で。
松風さんも。
本当にお世話になりました。
うん。



素直じゃないのが松風らしいよね!
自分の家庭のことすら分かっていなかった自分に失望していました。
しかし、鳴川はここには来るなとすぐに帰ろうとしました。
逃げるな!
言ったはずです。
あなたの背中を見届けると。
だからあなたも覚悟を持って全うしてください。
私の父であることを。



娘だからこそ厳しくするのも愛だね。
心麦は父との思い出の川沿いに来ていました。
石の上に座り、赤沢から渡された封筒を開けると…
中には赤沢からの手紙と春生のスマホが!
山下心麦様
詫びても詫び切れないほどの罪を京子は犯しました。
私たち夫婦は、一生をかけ償っていきます。
同封した携帯は、京子がずっと隠し持っていたものです。
お返しいたします。
スマホの待ち受けは、心麦の入園式の写真。
日付は2024年12月24日。
えっ。
あの日、ここにいた…?
その頃、友哉の元へ神井が力郎を連れてやってきました。
そこは友哉が力朗と暮らしていた団地。
老けたな。
まずはおかえりだべ。
随分遅くなっちまったけど、
用意してたんだで。
クリスマスプレゼント。
そう言い、あの日に渡せなかったプレゼントを友哉に渡しました。
包み紙は色あせクシャクシャでした。
中身はグローブでした。
あぁ、サイズが合わねぇべか。
泣くな。
良かったじゃん、友哉。
念願だ。
うるせぇ。
神井さん、何から何まで。
本当にありがとうございました。
ちょっ、やめてよおじちゃん!
やだよ、そういうの。
カーブ投げられるようになったんだべか、
神井!
全然。
バカ野郎!



時間は取り戻せないけど、関係は戻せたみたいだね。



ここかなり泣けた!!
そして春生の動画は、春生自身を撮影したものでした。
心麦、もしこの動画を見つけてしまったら
すぐあの〜、今すぐ見るのやめてください。
《何で?》
これは心麦に直接伝えるための練習だからです、はい。
心麦、ちょっと恥ずかしいんだけど…。
あのでも心麦は聞きたがっているので、さっきも約束したし。
何の話?
プレゼント、クリスマスの。
感謝の言葉を。
お父さんの苦手なピーマンを、あの〜
細かく刻んでおかずの中に忍ばせてくれててありがとう。
あと〜
バレてたんだ。
お父さんが背中にクリーム塗るのを、
届かないのを出来るようになるようにストレッチをしてくれてありがとう。
あ、これはお父さんが教えたみたいになっちゃってるけど
割り箸!
擦ったら割れやすくなるの、
あれ教えてくれてありがとう。
えっ?
私だったの…?
そうだよ、心麦なんだよ。
ありがとう。
お父さんをお父さんにしてくれて。
心麦、生まれてきてくれてありがとう。
心麦は心の中で、春生の言葉を受け取りました。
お腹が鳴るのは生きてる証拠。
ちょうど松風がやってきました。


初めて見たよ、泣きながらお腹鳴らす人〜。
お腹すいてませんから!
いや〜実はミシュラン級のラーメン見つけちゃってさ
今日だったらおごってあげてもいいかなって思ってる。
行きます!
マッハ!?
私今日、信じられないくらい食べますよ。
松風先生。
どうぞ、お好きなだけ。
2人は並んで歩いていきました。



辛い真実ばかりだったね!



心麦ちゃんは強いよ、ほんと。



春生の娘だからだね!!
「クジャクのダンス、誰が見た?」最終話ネタバレあらすじ・考察!遠藤親子は無実で釈放! まとめ
京子は可哀想かもしれませんが、途中同情できない部分もたくさんありましたね…。
身勝手な犯人のせいで、一時は死刑判決まで出ていた力郎でしたが…。
無事友哉と一緒に自宅へ帰ることが出来ました!
それもあの癖キャラ・神井のおかげでしたね。



あの再会のシーンは、何回見ても泣けます。
シリアスで考察の部分が多く、コメディ要素もあって楽しいドラマでした!
- 京子が逮捕され、事件の真相を話し始めた。
- 幼少期親からのネグレクトで、5歳の弟は餓死。それから自分の人生の邪魔をされることを嫌うように。
- 赤沢と結婚し守が生まれるも、外で隠れて働き林川安成と不倫、そして歌を妊娠…。
- 安成は妻と別れて京子と再婚すると約束し先に歌を戸籍に入れた。しかし妻は納得しておらず…。
- 不倫されて精神を病んで、子ども含め家族全員を殺害!安成の事も殺そうとしたが、逆に殺される。
- 子どもまで殺された安成は、自分を殺してくれと京子に頼んだ…。そして林川家全員死亡。
- 歌をその場に残し、京子は守と赤沢と過去の事を隠しながら生活していた。
- 春生や友哉が事件を嗅ぎ付けてきたからと、鳴川と共犯して証拠を隠してきた。
- 春生は最期、京子に真実を打ち明けて欲しいと頼んだが…春生を睡眠薬で眠らせ家に火をつけた。
- 友哉と力郎は、冤罪だったので自宅に帰れることに!!
- 京子が持っていた春生のスマホには、心麦に対しての感謝のビデオレターが撮ってあった。
- 春生からの言葉を胸に心麦は前を向いて歩いていきました。



ハッピーエンドではないけど、
事件の真相が分かって良かったよね。



原作も見てみようかな!!



心麦ちゃんには
松風さんがついてるから心強いね。



素敵なドラマでした!

