2025年の冬ドラマとして、日曜日のよる9時よりTBS系列で放送がスタートした新日曜劇場『御上先生』。
その第7話が3月2日(日)のよる9時から放送されました。
第6話では、御上先生のお兄さんの死の真相についてが中心に描かれました。
今から20年以上前、まだ中学生だった御上先生のお兄さんは高校生でした。
御上先生のお兄さんは、自分の高校に入学試験では合格のレベルだったのに、その対応が難しいとされた発達障害の生徒が不合格にされたことが許せませんでした。
そのため、署名活動をするなどしていましたが、ついに高校の放送室でその件について訴えました。
そして、自分で製作した装置で感電死するという自死に至ったのです。


御上先生のお兄さんは、とても純粋な人だったんだと思う。



自殺した人の、周りの人は本当に傷ついたり寂しくておかしくなりそうになると思う。
この記事では、人気ドラマ『御上先生』第7話のあらすじと感想をネタバレありで解説していきます!
この記事にはネタバレの要素を含みます。まだ知りたくない方はご注意ください。
御上先生第7話のあらすじ
ヤマトタケルから3通目のFAXが届き波紋を広げる中、文科省では、津吹(櫻井海音)に悲劇が訪れる。目の当たりにした槙野(岡田将生)は…。
一方、椎葉(吉柳咲良)が行っていたことが判明し、学校は退学処分を下す。心配する生徒たちに御上(松坂桃李)は、椎葉の問題が、社会問題とも通じていることを提起する。
問題に向き合った生徒たちは、思いもよらぬ行動に出る。
引用元:『御上先生』公式サイト


『御上先生』第7話ネタバレ感想・考察
それでは気になる第7話のあらすじをネタバレありで紹介していきます。
万引き
御上先生のクラスの生徒、椎葉が万引きをした。
ドラッグストアで生理用品を万引きしたのだ。
御上先生と是枝先生は、そのドラッグストアへ行った。
すると、「帰らせてください。」を何度も店のスタッフに言う椎葉がいた。
椎葉の祖父についているヘルパーがもう帰る時間だったのだ。
是枝先生に、椎葉の家へ行き、祖父を見るよう御上先生は頼んだ。
そして5分だけ自分と椎葉の二人だけにしてくださいと店のスタッフに頼んで、話をした。
御上先生「早退しているのは知っていたのに、ケアしなくて申し訳なかった。
家族の介護をしなくてはならないのは、自分も母親の介護をしていたことがあったから、気持ちはわかる。しかし、生理のことについては教えてもらわないと、だね。」
今回は、店側も、警察沙汰にはしないでいてくれるとのことで、御上先生も、椎葉も深々と頭を下げた。
万引きしようとした商品の代金を支払い、ついでに御上先生は椎葉が卒業までに必要とするであろう生理用品を買ってあげた。
御上先生は、生まれて初めて買ったよと恥ずかしそうに椎葉に言った。
そんな御上先生をじっと見つめる椎葉。
万引きがきっかけとなり、椎葉は掛け持ちでアルバイトしていたことが発覚した。
「バイトしていた方が気が紛れるしね。」と御上先生。
「御上先生もそうだったんですか?」と椎葉。
「ああそうだったよ。勉強とバイトを詰め込んでたよ。」
「でも、お母さんの生理用品は、どうしてたんですか?」
「どうしても、それだけは人に買ってもらってたよ。」
「御上先生、キャラ変しすぎ。」
椎葉の自宅に着いたら家の前で是枝先生が待っていて、「頑張っていたんだね、椎葉さん。」と言った。
そんな是枝先生に、私、退学ですか?と椎葉は聞いた。
「できるだけのことはするから。」と御上先生は言った。
翌朝
職員室にて、溝端先生が御上先生にすごい剣幕で言ってきた。


「前代未聞ですよ。万引きした生徒なんていませんよ。退学処分に決まってます。」
ちょうどその時、倭建命からファックスがまたきた。
「ナゾは解けた?こちらは話す用意がある。」
と言うことと、溝端先生と官僚の二人が料亭から出てくるところの写真があった。
ファックスの件で、古代理事長に呼ばれて詰られる溝端先生。
そして、万引きをした椎葉はブランドに泥を塗ったのだから、退学処分に来まってるでしょう?と古代理事長から強く迫られる溝端先生。



いつもの理事長となんだか雰囲気が違うと思う。さては、化けの皮が剥がれ始めたか?
真島弓弦の事件
神崎、一色先生、是枝先生がいる。


神崎は、3枚のファックスを見ながら言った。「お二人は、弓弦さんの事件のことを冴島先生から直接聞いたんですよね。」
一色先生「事件が起こってすぐ、そのうちマスコミが知って生徒たちが動揺するかもしれないから心のケアをお願いしますって。」
神崎「なんなんですかね。あの人。自分のこと後回しにしすぎじゃないですか。」
是枝先生「神崎くんのこともすごく心配してた。」
神崎「僕は、心配してもらう資格ないです。」
一色先生「でもそういう人なの。」
神崎「もしかして、誰かを庇ってる?何度聞いても、ただの不倫って言ってたし。」



生徒に倭建命のファックスを見せるかな?不思議だ。
教室にて
欠席している椎葉のことを心配している女子生徒たち。



卒業まで後少しなのに、全員揃って卒業したいよね。
次元の部屋
何冊もの卒業アルバムを抱えて神崎が来た。
そして、一緒に人探ししてほしいと次元に頼んだ。
「冴島先生が庇おうとするなら生徒。それ以外考えられないんだなぁ。」
ゲームセンターにて
富永と格闘技のゲームをする御上先生。
そして、富永に言った。
「ちょっと頼み事があるんだけど。」
富永「頼み事?成長したね、オカミ。」
御上先生「それ、教師が生徒に言う言葉だから!」
富永の勝利でゲームオーバーとなり、御上先生は富永に話し始めた。
バーにて
中岡と塚田がいる。
そして、ファックスに乗っていたのと同じ写真を見て、誰が送ったことやらと言っている。
中岡「とはいえ、古代さんには効果は絶大だったようで、用心深くなっています。」
塚田「そうなんだよね。また慎重になっちゃって。」
中岡「そういえば、東本官房長官からまた連絡が来ましたよ。『孫は、絶対隣徳学院以外嫌だと言っている。裏口のドアをこじ開けろ。』塚田さんにも伝言ことづかっています。事務次官を目指すなら年齢的にもラストチャンスなのではないかと。どうしますか?」
塚田「どうしますかって、まあ古代さんに要求飲んでもらうしかないですけど。」
中岡「塚田さんからもうひと押ししてもらえますか?」
塚田「え?それは中岡さんの仕事でしょ?」



裏口入学なんて、たとえやったとしても、レベルに追いついていけなくなるに決まってる
文科省のオフィス
こめかみを抑えながら仕事をしている津吹。
明らかに具合が悪そうだ。
書類を持って立ち上がって歩いていても、ふらついてついには倒れてしまった。
そんな津吹が病院へ運ばれていくのに、槙野がついて行った。
津吹の身重の奥さんも駆けつけた。
槙野はまた岡野が病院に運ばれた時のことを思い出していた。
その時のことを重ね合わせた槙野は、業務命令だと言って、明日検査終わって病院から退院したとしても、オフィスには絶対来るなと言った。
処分
後日、椎葉の処分について職員室でお達しがあった。
「椎葉春乃がドラッグストアで万引きをして捕まりました。
家庭状況の逼迫が原因ですが、同時に校則で禁じられているバイトも多数行っていることが発覚しました。
そのバイトの中に、出会い系のサクラのバイトがあり、これは詐欺罪に該当する可能性があり、退学の処分としました。」
絶対的貧困と相対的貧困
世界には明日の飲み水や食べ物もない国がある。それは国全体が貧しいと言うことであって、それを絶対的貧困という。
貧困線っていうのがあるのだけれど、それを下回ると生活必需品を買うのが困難になる手取り収入額のことで、その貧困線を下回ってるのが相対的貧困。そして、日本は、その世帯数の割合が、G7の中で一番多い。
つまり、総中流階級だったのが、いつの間にか日本は格差社会になっているということだ。
そこへ、椎葉が入ってきた。


御上先生は言った。
「隣徳学院について調べてみた。入学するときのみんなの経済状況で悪い世帯は皆無だったが、3年のうちに経済状況が悪くなる世帯は必ずある。その中で退学せざるを得ない生徒もいた。」
そして、椎葉に何か言いたいことはないかと御上先生は尋ねた。
椎葉は「はい、あります。」と答えた。
「大切な時にこんなことでお時間を頂いてすみません。でも、少し話をさせてください。私は幼稚園の時に交通事故でお父さんとお母さんを亡くしました。でも、おじいちゃんとおばあちゃんが何不自由なく育ててくれました。その、おじいちゃんが今年に入ってから認知症になりました。お店が続けられなくなって毎日迷惑をかけてしまって。」
迷惑なんかじゃないと富永が遮りました。相対的貧困を身を削って私たちに教えようとしてくれてるんじゃない。


御上先生もパーソナルイズポリティカルについて説明しました。
椎葉は続けた。
「処分のきっかけは、万引きでした。でも、決定的なのはマッチングアプリのバイトをしていたことです。詐欺罪で告発されることがあるバイトです。でも、家でできて時給も良かったから引き返せなかった。」
御上先生は椎葉に質問した。
「なんで(万引きしたのが)生理用品だったの?」
そこで是枝先生が制した。「やめてください、女性に対してそんな質問。」
富永が言った。
「椎葉が決めていい。その質問に対して失礼だと怒るのか、それとも答えたいのか。」
そこで、椎葉はこの質問に答えるために来たから答えると、言いました。
「おじいちゃんは和菓子職人で赤飯を売っています。近所の人たちは皆、赤飯で初潮を祝うのです。私はそのおかげで生理っていいものなんだ。女の子にとって大切なものなんだって、信じることができたんです。大切だったものがただ辛いだけになってしまったのは、家がこんなことになってからで、全部自分で考えないと、何にも先に進まなくて、お金のことが一番怖い。お店を売らなきゃいけないことも、おじいちゃんやおばあちゃんを施設に入れなきゃならないこともわかってる。でも、考えようとすると頭がゴチャゴチャになって、どんどん体もキツくなって、ほんとの本当に困ってると、体の中の何かを鈍らせないと生きているのが無理になるんだよ。相談できる人がいるっていうことにも気づけなくなる。なのに生理がくる。私はここで血を流してるのに誰も気づいてくれないって、苦しくて、私は、私がここにいるっていうことを見つけて欲しかったんだなって、気づいたんです。聞いてくれてありがとう。」
御上先生は椎葉に答えた。
「こちらこそ、大切な話をありがとう。」
立ち上がる櫻井。
「あの、こういう場合、私たちはどこに抗議に行けばいいのでしょうか。」
御上先生は答えた。
「考えようか。方法を。」
皆、グループに分かれて、調べ物をしたり、署名活動をしたりした。
「椎名春乃の処分取り消しと、家庭環境が悪化した生徒の救済システムの構築をお願いしたいです。」
古代理事長に、大勢の生徒たちにしてもらった署名の提出をした。
古代理事長はいった。
「わかりました。検討しましょう。」
溝端先生は古代理事長の返答に驚いた。
結果、「椎葉春乃の退学処分は取り消しとします。」と古代理事長は言った。



万引きもダメなことはダメだけど、マッチングアプリのことは詐欺罪に抵触する恐れがあるのに、退学にしなくてもいいのかなって思う。
再び津吹
津吹は検査の結果脳の血管が詰まりかけていたらしい。
思ったよりやばいらしく、手術の日まで絶対安静だと言われた。
そしてその手術の日程と子供の出産予定日が重なっているとのこと。
是枝先生
以前は尊敬してやまない古代理事長だったが、なんだか変だと思い始めた是枝先生。
少し調べてみることにした。
椎葉
母方の叔父に不動産を営んでいる人がいるから、和菓子店を売却しようと考えた椎葉。
そんな椎葉にクラスメイトが、クラウドファンディングをしたらどうかと提案してきた。
それでも椎葉の決意は固く、もう売却することにしている。
やはり、おじいちゃんの味は変えられないということ。



そりゃそうだよね。いくらやる気のあるいい職人さんとバッチングできたとしても、おじいちゃんの味でなくてはと思う。
うごめく官僚たち
なんだか、御上先生をまた文科省のオフィスに戻そうかと考える人たちがいる。
なんて勝手なんだと思う。
『御上先生』第7話ネタバレ感想と考察!のまとめ
今日は貧困層について考えさせられました。
- 御上先生のクラスの生徒、椎葉春乃が生理用品を万引きした。
- それは相対的貧困であるが故のことだった。
- 椎葉は両親が幼稚園の頃に交通事故で死に、祖父母に育ててもらった。
- 何不自由なく育てられたが、ここへきて祖父が認知症になり、経済的に厳しくなった。
- 椎葉の退学はマッチングアプリのサクラをしていたことにより、決定的となっていたが、クラスメイトの署名活動により、免れた。
まだまだ謎がありますが、次回以降でどのように明かされていくのだろうか、とても楽しみですね

