2025年の冬ドラマとして、日曜日のよる9時よりTBS系列で放送がスタートした新日曜劇場『御上先生』。
その第8話が3月9日(日)のよる9時から放送されました。
第7話では、御上先生のクラスの生徒である椎葉の家庭を通して、相対的貧困というテーマが描かれました。
椎葉の両親は椎葉が小さい頃に交通事故で亡くなっていましたが、和菓子屋を営んでいる椎葉の祖父母が椎葉のことを何不自由なく育てました。
しかし、祖父母も歳をとり、特に祖父が認知症になり、和菓子屋もできなくなり、経済的にも困窮し始めます。
日々、祖父母の介護をしながらアルバイトもやっていた椎葉。
とうとうドラッグストアで生理用品を万引きするという事件を起こしてしまいました。
椎葉は退学処分になりました。
ところが、クラスメイトたちが相対的貧困について調べ始め、署名活動をして椎葉の退学処分を取り消しにさせ、さらに家庭環境が悪化した生徒の救済システムの構築の約束も取り付けたのです。


バブルの頃には裕福な暮らしをしていた人が大勢いたと思うけど、今は経済的に厳しい世帯が圧倒的に多いと思う。



椎葉はなんとか高校卒業できるだろうけど、その後どんな進路を選ぶのだろうかと思う。
この記事では、人気ドラマ『御上先生』第8話のあらすじと感想をネタバレありで解説していきます!
この記事にはネタバレの要素を含みます。まだ知りたくない方はご注意ください。
御上先生第8話のあらすじ
御上(松坂桃李)に対して文科省への帰還命令が下される。3年2組の成績が落ちてきたことで、保護者たちが問題視していると言うのだ。生徒たちは反発し、御上を救う方法を考え始める。
そんな中、悠子(常盤貴子)の事件を調べていた神崎(奥平大兼)と次元(窪塚愛流)は、ある人物にたどりつく――。
そして、神崎の記事など学校の機密をリークしていた人物が明るみになり、御上と是枝は、攻撃を仕掛ける。御上と生徒たちによる、権力をぶち壊すための最終決戦が幕をあける。
引用元:『御上先生』公式サイト
『御上先生』第8話ネタバレ感想・考察
それでは気になる第8話のあらすじをネタバレありで紹介していきます。
考える教育
御上先生が文科省に戻されるかもしれないという噂で、御上先生のクラスはもちきりだ。
御上先生がクラスに来た時、生徒たちが次々と御上先生に聞いてきた。
生徒「先生。文科省に戻るって本当ですか?」
御上先生「情報が早いね。後輩が倒れてね、仕事が回らないから戻ってきてほしいと、学校側に打診があったそうだ。」
御上先生は続けた。


「もし、文科省に戻らないなら、担任を下ろされるかもしれないと、ほのめかされた。」
生徒「なんでですか。」
御上先生「君たちの成績が下がっているからかな。保護者から問題視する声が上がっているらしい。まあ、受験生なんだから正当な理由ではあるけどね。文科省に強制的に戻されるか、副担任になって、是枝先生が担任になるか。」
是枝先生「ちょっと待ってください。私はいつでも担任を引き受けられる覚悟でいます。でも、それと、学校側の勝手な人事をのむかは別問題です。」
「こんな話が出ているのも、おそらく君たちに考える力がついてきているからなんだ。」
生徒「どういうことですか?」
御上先生「前提として、なぜ考える教育が浸透しないのかというと、それは暗記力に頼った詰め込み式の勉強を変えようとすると、一時的に見た目の学力つまり、テストの成績が下がるからなんだよね。ゆとり教育から脱ゆとり教育がいい例だ。ゆとりの時間をうまく扱えなかったばかりか成績が下がったことに焦り、脱ゆとりともっともらしいことを言って元の詰め込み式に戻した。」


御上先生は続けた「この半年で、君たちは考える力がついて、変わってきている。」
そして、少し話し合った結果、やはり次のテストで結果を出そうということになったが、御上先生のためではなく、まずは自分のために勉強を頑張りたいという気持ちに生徒たちはなった。
その意見を踏まえて、御上先生は「僕の名誉はどうでもいい。とにかく後の3ヶ月間を自分の人生にとって有意義なものにしてほしい。」
勉強を頑張ろうという気持ちになったところで、生徒の一人が、勉強法をシェアしようよと提案した。
知りすぎた男たち
理事長室にて
古代理事長は溝端主任に言った。
「溝端さん。これがラストチャンスですよ。」
溝端先生「もちろん、わかってます。」
古代理事長「官僚派遣できた教師を降格する。こんなカードを切った以上、後には引けませんからね、いいですね。」
溝端先生「はい。」
古代理事長に退室を促された溝端先生だったが、退室せず、意を決したように古代理事長に言った。
「古代理事長、おっしゃいましたよね。『理事長が倒れて、私が助かる道はあるか』って。私、それを聞いて思ったんですよ。『私が倒れて、理事長だけが無傷なんてことあるのかなぁ』なんて。」
古代理事長「それがどうかしましたか。」
溝端先生「私は、いろんなことを知っていますからね。トカゲの尻尾を切ってはいおしまいみたいには、いかないということです。」
古代理事長「いったい、なんのことですか?私が困るのですか?それとも、私”たち”が困るのですか?」
それを聞いて、激しく動揺する溝端主任だった。
一方、文科省局長室では
槙野が塚田局長にくってかかるかのように意見をしていた。
「いくらなんでも、乱暴すぎやしませんか。文科省に戻れ、でないと担任降ろすって。」
塚田「槙野くん、御上くんが戻ると何か困ることでもあるのかな?」
槙野「いや。そんなものはないですよ。ただ、内部的にも外部的にも見え方が、」
塚田「何が言いたいの?」
槙野「こんな中途半端な時期に戻したら、私立高校への初の官僚派遣が失敗だと言って歩いているようなものじゃないですか。」
塚田「だから、戻すとしたら、異例の昇格人事をセットにするしかないよね。あれ、もしかして、問題はそこだった?ま、気持ちはわからなくもないけどね。ここで御上くんが昇格するとしたら室長ということになる。それは君たち同期の中で1番の出世頭っていうことを意味する。でもね、全体がうまくいくことの方が大切だよ。それがわからない槙野くんじゃないでしょう?」
槙野「それは、もちろん」
塚田「ま、文科省に戻ったら戻ったで、それなりに利用価値のある男だ。それは槙野くんが一番よく知っているんじゃないかな。ほら、人の心配してる場合じゃないよ。槙野くん。」
槙野は「失礼します。」とお辞儀をして、局長室を出ていった。
塚田は槙野が出ていくのを見届けて、なんと古代理事長に、電話をかけた。
塚田「こちらは槙野と話しましたよ。かなり焦っていましたね。あいつもなかなか強欲な男ですから。」
古代理事長「私も溝端さんと話をしました。ここから先誰を残すにしても、溝端という選択肢はないですね。ま、でも彼のかた家のローンはあるし、お子さんが小学校の受験を控えていますから、余計なことを喋るということはないと思いますけどね。」
塚田「ま、御上を取り込めなかったら、槙野ですかね。あとは、中岡をどうするか。いずれ、厄介ですね。知りすぎた男たちは。」
夜、帰宅した神崎
父親が神崎のことを待っていた。
そして、言った。
「お前、真山弓弦の面会に行っているのか?」
父親の手には、真山からの手紙があった。
「今すぐ、新聞記者ごっこはやめろ。これは、生半可な気持ちで踏み込むべきことじゃない。」
「なんの権利があっていってるの?生半可な気持ちじゃないから。」
父親の手から、真山からきた手紙をとり、神崎は自分の部屋へ行った。
神崎は部屋に入るとすぐに真山からの手紙を封筒から取り出して読み始めた。



父親と対立する時は、もっと激しく感情的になると思う。
分析する生徒たち
御上先鋭のクラスの成績がなぜ低下してきているのか、皆で話し合った。
自分の学力が下がっているという実感はないという人は多そうだ。
しかし、順位がジリジリと下がってきている。
そこを次元は分析してみた。
うちのクラスのメンバーは、高2の時の成績は維持しているものの、他の受験生は頑張って勉強しているから、判定は当然下がるよね。
そこで、生徒の苦手ジャンルを表示させた。
基本に戻って勉強しろってことになるのだけど、もっと効率の良い勉強法があればいいと思う。
ここまでで、次元は自分の分析を終わらせた。
そこで、和久井が自分の勉強方法を紹介した。
「水素だけで宇宙の始まりから歴史、神話、水素をエネルギーって捉えると、環境問題にも立地できるし、どこまでもいけるんだよね。」



科目ごとに区切るのではなくて、むしろ科目の枠を取っ払って知識を得た方が、最終的には身につくかもね。
そこで、御上先生は言った。
この日の放課後から、英単語チームと数学チームに分かれて勉強した。
是枝親子
いつも、反論なんかしないのに、珍しく是枝先生は自分の母親に食い下がっている。
是枝先生の母親は旧家である是枝家の娘で、そこへ入婿で入ってきたのが是枝先生の父親である。
母親は、娘に甘えさせない、口答えさせないという方針でやってきた。
父親はとにかく優しい。
そんな二人が是枝先生の両親だ。
ある日、是枝先生は珍しく母親に口答えしていた。



私なら、社会人になると同時に家出しただろうなと思う。
是枝先生の母親は。定期的に寄付を隣徳学院にしているので、何か知っているかもと思い是枝先生は聞いてみたのだった。
母親「私は古代さんの理念に共感して寄付しているだけ。学校経営には口出ししないと決めています。そして、お金を出したら口出ししていいものではないでしょう?教育は。」
是枝先生「でも、不正をしているとしたら話は別です?」
母親「私の信用で、あなたを預かってもらったのよ。」
是枝先生「頼んでいません。お母さんが勝手にしたことです。」
母親「私の顔に泥を塗らないでちょうだいね。」
是枝先生「自分で選んだ学校じゃない。でも、隣徳は私にとって大切な場所になりました。その大切な場所を、生徒たちを守りたいんです。」
何も言わず立ち去る母親。
途中からいた父親が辛そうにしている是枝先生にコーヒーを飲むか?と誘ってきた。
是枝先生は父親が淹れてくれたコーヒーを飲んで、美味しいと言った。
すると父親は、「嬉しいねぇ。お母さんは茶道の先生はコーヒーなんか飲まないと言って、飲んでくれない。」と言った。
是枝先生は「お父さん、よく頑張ってるよね。」と言った。
そして、父親に何か知らないかと聞いてみた。
すると、一カ所だけ寄付しているところを父親が思い出した。
高志印刷会社
父親から高志印刷会社について聞いた是枝先生は、早速行ってみた。
先代の社長は、古代理事長のことを気に入って、寄付をとりまとめてしたりしていたが、今の社長とはお付き合いがなくなって、寄付もしていない。
しかし、先代の社長は几帳面になんでも置いておく人だったため、名簿もあったけれど、半年ほど前に隣徳学院の関係者が持って行った後だった。
その人が置いていった名刺を見て、非常に驚く是枝先生だった。
津吹の病室
御上先生は津吹の見舞いに行った。
そして、生徒たちのことを、大人でもない子どもでもない気持ち悪い生き物だと、表現した。
とても強い生き物だと思えば、とても繊細だし、アメーバのように素早く成長する。
そんな御上先生を見て自分も先生としてやってみたいと津吹は言った。
御上はまずは手術しっかり成功させて体調良くしてからだなと言った。
資料室にて
先に是枝先生がいて、後から御上先生が来た。
御上先生に是枝先生は言った。
「やっぱり御上先生が倭建命だったのですね。」
御上先生「どうしたのですか。いきなり。」
是枝先生「高志印刷会社から、名簿をもらってきましたね。」
御上先生「よくそこまで辿り着きましたね。でも、倭建命は僕ではないです。しかし、不正についてお伝えしたいことがあります。」
プラン御上2
保健室に移動した御上先生と是枝先生。
そこで、一生懸命で一色先生は是枝先生に謝った。
そして、御上先生の兄と恋人同士だったことを一色先生はカミングアウトした。
驚く是枝先生。
一色先生「それで、文科省から官僚派遣で先生が来るって聞いて、御上先生にって頼んだのよね。」
是枝先生「じゃあ、一色先生が倭建命?」
一色先生「違う、私ではない。」
是枝先生「ここまでわかっているなら告発すればいいのに」
御上先生「不正入学の見返りとして、永田町や霞ヶ関が隣徳に助成金を優遇していたという決定的証拠がないんだよね。」
是枝先生「許せないです。言葉では立派なことを言って、子どもたちの人生で金儲けしようなんて。母たちの善意もむげにされて。今からでも私にできることありませんか?」
御上先生「わかりました。やってもらいたいことがあります。プラン御上2です。」
ついに繋がった
次元が、調べたことで、分かったことがあるからうちに今日来いよと神崎を誘った。


パソコンだらけの次元の部屋で、冴島先生のクラスの生徒たちで、何も悪いことをしていないけど1週間休んだ人がいる、その人が気になると次元が言うと、すぐにでも行ってみたいと神崎は次元の家から飛び出した。
神崎がその人のことを待っていると、やっと帰ってきた。
なんとあの金髪の長身の男の人だった。
そう。東京拘置所の前で立っていたあの男だったのだ。
そして、冴島先生の元へ神崎はその男と一緒に行った。
プラン御上2実行
理事長室に行き古代理事長と話をする御上先生。
御上先生「このファックスを誰が送信したのかがわかりました。
ファックスの上の方に小さくナンバーが印刷されていて、それによってどこのコンビニから出されたものかがわかりました。溝端先生の家の近くのコンビニです。そして、そのお店に溝端遠征の顔写真を見せたら、この人だと店員が教えてくれました。」
一方、溝端先生と資料室に行った是枝先生は、溝端先生にまず自分の初任者研修の日誌を見せた。
「この時私は、教育のなんたるかを溝端先生に教わりました。
近頃の溝端先生は、教育の理想を忘れてしまったように見えます。でも、私には苦しみを抱えているようにも感じるんです。」
溝端先生「なんのことだかさっぱり。」
是枝先生は、真山弓弦の母親は冴島という記事のファックスを出した。
「これは溝端先生が出したものですね。溝端先生が知っていることを全て話してください。」
再び、理事長室。
御上先生「私に任せてくれたら、溝端主任を黙らせることができます。」
古代理事長「何が目的ですか。」
御上先生「真の教育改革を成し遂げること。僕と古代さんは教育の理想を同じくした同志です。手を組んで、隣徳を日本のトップスクールにしていきませんか。」
逡巡する古代理事長。
かたや悩み暗くなる溝端先生。
『御上先生』第8話ネタバレ感想と考察!のまとめ



今日は、ファックスをマスコミに流したのは溝端先生だったということがわかりました。



来週は金髪の青年もしっかりと登場するのかな。
- 考える教育とは?
- 子供の人生で、金儲けしようとする大人たち
- 真山弓弦から分厚い手紙をもらった神崎
- ついに金髪の青年と冴島先生が繋がった。
- ファックスをマスコミに流したのが溝端先生だったということがわかった。
御上先生もいよいよ佳境に入ってきました。
早く、次回が見たくなりました。