2025年の冬ドラマとして、毎週金曜21時放送のテレビ東京系列ドラマ 『法廷のドラゴン』がスタート。
その最終話である第8話が3月7日に放送されました。

主人公の天童竜美(上白石萌音)はプロ棋士への道を断念し、弁護士になったという過去が。過去を乗り越えることと、難しい裁判に勝つことの両方が課題です!



鋭い一手で苦しい局面をひっくり返してきた竜美。前回は攻めの姿勢を見せず終いでしたが…。
第7話では、竜美がずっと避けてきたかつての親友・兎羽が依頼人として登場!
テレビ局の報道記者として、衆議院議員・柘植に単独インタビューを実施し、書き上げた記事が「捏造」だと訴えられてしまったのです。
記事の信憑性を立証するには、インタビュー時の音声データが有効。
兎羽は「柘植の要望で、録音はおこなっていない」と話していましたが、竜美たちに内緒で、当日こっそり録音していたデータを持っている可能性があり…。
裁判を起こした柘植議員側も、兎羽が音声データを所持しているのではないかと怪しんでいます。



竜美を頼ってきた兎羽が、どうして自分の記事の証明が可能な音声データを隠しているのでしょう?
WEBライターを名乗る神野という男性が、虎太郎に兎羽について気になる情報をメールで送ってきました。
神野の情報を鵜呑みにした虎太郎は、柘植議員が会食している場に押し入ったことで、不法侵入として警察に連行されてしまい…!?



虎太郎が兎羽の弁護をしていることまでバッチリ報道されてしまい、世論も操作された模様…。柘植議員を追及することはかなり厳しい状況です。
第7話をもとに、注目ポイントをまとめてみました!
- 柘植議員は、兎羽の書いた記事の「総裁選への出馬の意向」について否定しておきたいとのこと。兎羽が隠れて録音していたことも予期していたようですが、それならなぜ表立って兎羽を訴えたのでしょうか?
- 虎太郎に裁判での時間稼ぎを要求した兎羽。その目的は明かされておらず、録音データの所在のことも含め、まだまだ話していない秘密が多いようです!
- 過去の対局でのことを、兎羽から恨まれていると思い込んでいる竜美。当時、後がない状況に追い込まれていた兎羽が対局で見せた涙の理由は、プロ棋士への道を断念する絶望か、それともいつものような攻めを見せなかった竜美に対してのものだったのでしょうか…?
- 兎羽の先輩にあたる黒須は、意識が戻らず入院している“ある人物”への面会を病院で断られていました。病院側が従わざるを得ないような相当大きな力が働いていると考えて良いでしょう。その人物の正体と、黒須が様子を伺う理由とは?
- 虎太郎はすぐに釈放されると考えられますが、心配なのは今後の裁判への影響です。虎太郎の悪いイメージ払しょくのためにも、柘植議員側に仕組まれたことであると立証できればいいのですが…。
この記事では、「法廷のドラゴン」第8話のあらすじと感想を、ネタバレありで解説していきます!
この記事は、ネタバレの要素を含みます。
まだ内容を知りたくないという方はご注意ください。
「法廷のドラゴン」第8話 あらすじ
敵の罠で所長の虎太郎(高杉真宙)が逮捕され、歩田法律事務所は大ピンチに!兎羽(白石麻衣)は、これ以上迷惑をかけられないからと、自分の書いた記事が捏造であることを認め事務所を去ろうとする。すると、竜美(上白石萌音)は「私と一局指して」と言う。3年半前に、お互いの将棋人生を奪った対局が再び…。
「法廷のドラゴン」公式サイト



兎羽との過去の対局では、竜美は自分らしい攻めをせず、将棋も友情も失ってしまいました。再び兎羽と向き合い、後悔のない一手を選んでほしいです!
「法廷のドラゴン」第8話 ネタバレあらすじと感想・考察
ついに最終話!!竜美は過去を乗り越え、依頼人の兎羽を弁護士として守れるのでしょうか?
ここからは気になる第8話のあらすじを、ネタバレありでご紹介します!
追い詰められる歩田法律事務所
逮捕されてしまった虎太郎(高杉真宙)ですが、無罪放免ですぐに釈放されました。
しかし、虎太郎が警察に連行される瞬間の動画がネットに拡散され、虎太郎は裁判の相手方に勝手に接触した弁護士として、顔も名前も特定されてしまう事態に。
さらに柘植議員(福士誠治)は、弁護士会に抗議し、虎太郎の懲戒請求をおこなったようです。
歩田法律事務所には、弁護士会から懲戒請求の審議の通達FAXが届き、虎太郎の弁護士生命も危ぶまれます。



“問題行動”をする弁護士としてやり玉に挙げられてしまった虎太郎。すべてはWEBライターの神野からのデマが原因ですが、神野は足がつかない方法で虎太郎に連絡してきているため、神野が意図的に仕組んだことの証明は難しいです…



依頼人ファーストで心優しい虎太郎が、弁護士の資格をはく奪される可能性も…
柘植議員側からの攻撃はさらに続き…
柘植議員側から和解案が提示されたのですが、その条件には当初から提示されていた「兎羽からの謝罪」に加え、「兎羽が取材に関する資料の一切を破棄すること」と記されていたのです。



強気な姿勢で、自分たちに都合の良い条件での和解を求めてきた柘植議員。しかも、「兎羽が録音データを所持しているのは分かっている」と案に暗にほのめかす内容です
兎羽は、自分のせいで虎太郎たちに迷惑をかけたとして、依頼を辞めると言い出しました。
過去の対局と同様、何も言わずに立ち去ろうとする兎羽に、竜美(上白石萌音)は将棋の対戦を申し込みます。
あの日の対局をもう一度
歩田法律事務所の一室で、虎太郎・乾(小林聡美)・竜美の両親が見守る中、竜美は兎羽と将棋で勝負をすることに。
先手は兎羽で、竜美は後手です。
竜美が得意な攻めを次々と繰り出し、堅い守りが得意な兎羽が対応。
駒の進み方は、3年半前に繰り広げられた兎羽の最後の対局と同じで…。
兎羽は、3年半前のあの日、竜美は何を思いながら将棋を指していたのか尋ねます。



過去の対局で竜美は、普段なら勝機を逃さずに一気に畳みかけるところを、途中から攻めの手を緩めました…。
潔く負けたくても竜美は肝心な攻め手を選ばず、ずっと惨めな思いを味わい続けた兎羽は、将棋も竜美との友情もあの日に失ってしまったのです。
そして、3年半越しに竜美の思いが語られます。
対局が続いている間は、兎羽と一緒にいられる———、ずっと兎羽と将棋をしていたいという気持ちから、勝負を引き延ばすような手を選んでしまった竜美。
兎羽を傷つけてしまったことを涙ながらに謝罪する竜美に、兎羽は黙って竜美のもとから居なくなったことを謝りました。
2人はそれぞれ過去と向き合い、お互いを許すことができたのです。



将棋を通じてしか兎羽と一緒にいる術がないと思い、気付けば攻めの手を緩めていた竜美。プロ棋士になれないことよりも、竜美があえて攻めてこないことが嫌だった兎羽。ずっとすれ違っていた2人がやっと和解できました!
兎羽の不可解な言動の理由について
兎羽は、歩田法律事務所に依頼をしに来た理由を明かします。
衆議院議員の柘植と戦うためには相応の覚悟が必要で、自分が心から信頼できる味方が不可欠と考えた兎羽。



兎羽が“一番頼りになる相手”として選んだのが、竜美だったのですね!
録音データのことを言い出せずにいたのは、竜美たちに迷惑がかかってしまうのを恐れてのことでした。
兎羽はインタビュー当日の録音でータを竜美たちに公開。
“迷惑がかかる”というのは、録音データの中に柘植議員の不正に関する会話が入っているからです。
実は、取材当日、インタビューの途中で柘植議員に電話が入り、20分ほど兎羽が席を外す場面がありました。
兎羽本人は別室に移動したのですが、ボイスレコーダーの入ったカバンは置いたままの状態です。
柘植議員に電話をしてきたのは、兎羽の上司・黒須。
黒須は、柘植議員に電話した直後、資料を持参して柘植議員のことを追及し、言い合いになっていました。
後から自分が部屋にいなかった間の会話を聞いた兎羽は、黒須が柘植議員にとって厄介なネタを掴んでいると確信。
すぐに黒須本人を問い質しますが、黒須は「兎羽が関わって良い問題ではない」と言い張り、柘植議員の不正の事実が明るみに出るまでは兎羽が持っている録音データについては「無かったことにして欲しい」と頼み込んできました。
そのため、兎羽はインタビュー時の録音データを持っているとは言えず、自分の記者生命がかかっていても黒須の追うネタを優先し、裁判で時間稼ぎをするしかありませんでした。
そして、柘植議員が兎羽を訴えてきたのは、記事の内容ではなく、黒須との会話内容の音声データを破棄させる目的であると考えられます。



黒須の持つ情報について、議員がかなり感情的になっていました
竜美は、兎羽に「もう1人じゃない」と告げ、ともに戦う意欲を見せます。
黒須の特大スクープ
竜美と乾は、WEBライターの神野を半ば強引に、彼と柘植議員の繋がりを吐かせることに成功しました。
ある交通事故について調査していた神野は、柘植議員に弱みを握られてしまい、それからは柘植議員の駒として動くように。
その交通事故というのが、黒須が調べているものと一致しています。
事故の被害者は高槻浩一。
現在、意識不明の重体で入院中の彼は、柘植議員の後援会の前会長です。



第7話で、黒須が面会に行こうとしていたのが、高槻だったようです!
竜美と兎羽は黒須のもとを訪ね、事情を聞き出します。


事の発端は、黒須のもとに届いた匿名のメールです。
内容は、柘植議員の後援会にて違法な献金が行われいるというもの。
不正を裏付ける会計資料も添付されており、相手は内情をよく知る人物と考えた黒須は、慎重に接触を図り、後援会長の高槻による内部告発であることを突き止めました。
ところが、黒須が高槻への取材を取り付けた直後、高槻は交通事故に遭い…。
事故を起こしたトラック運転手の所属は、高槻の後任である現在の後援会長が経営する建設会社でした。



高槻によって不正の事実が暴かれるのを恐れた柘植議員が、口封じのために事故を起こしたと見て間違いなさそうです…
不正の告発には、資料だけでは不十分で、高槻の証言が不可欠。
黒須は入院となった高槻の容態について、ある程度時間を置けば証言が可能と聞いていました。
しかし、前回、黒須が病院を訪ねた時には、面会謝絶に。
タイミング的に、柘植議員側が病院に圧力をかけたのは明らかです。
竜美は、黒須に“あること”を確認し、被告人側の証人として出廷して欲しいと頼みました。
攻めるための悪手?
被告人の証人として、黒須が証人台に。
元検事の柘植議員自ら、反対尋問に出てきました。


柘植議員は、黒須に、取材当日の音声データの有無について聞いてきました。
音声データがあると認めれば、兎羽は取材相手の要望を無視して録音を続けたとして記者の倫理観を問われてしまい、音声データは存在しないと答えれば、兎羽の記事の信憑性がなくなってしまう…どちらにしても兎羽側に不利な質問です。



第7話で虎太郎が報道部長の坂手を追い込んだ時と同じ手ですね!
黒須が録音データの存在を認めると、柘植議員はあえて録音の内容には触れずに尋問を終えます。



兎羽側の印象だけを悪くする、巧妙なやり口です…
竜美は、柘植議員の反対尋問によって「当日の音声データ」という新情報が出たとして、内容を確認したのか質問。
録音データが兎羽によるものだったのか、黒須に答えるよう迫ったのです。





柘植議員は“兎羽が”録音していたとはまだ言っていません。竜美の質問は、自分で自分の首を絞めることになるのでは…?
しかし、黒須は、自分が録画しているデータがあると、懐からUSBを取り出して…。
裁判の前に竜美が黒須に確認していた“あること”とは、黒須と柘植議員との接触の記録の有無だったのです。
報道デスクとして、兎羽をはじめとする部下たちに「録音は基本」と教えていた黒須。
記録を残すことの大切さを熟知し・柘植議員の不正を暴こうとしている黒須が、柘植議員との接触の機会に手ぶらで帰って来るはずがなかったのです。
当日の記録から分かること
竜美は、黒須の持っていたデータを新たな証拠として提出。
その場で黒須と柘植議員のやり取りが公開されることになります。



黒須が柘植議員に叩きつけた資料の内容も、それを聞いて憤慨する柘植議員の様子もバッチリ映っていました!
データをもとに、竜美は詳しい解説を黒須に求めます。
すると、柘植議員が「黒須のデータは本件に無関係」だと異議を唱えてきました。
それに対し、当日の音声データの有無について問題に挙げてきたのは、柘植議員の方だと反論する竜美。
裁判は兎羽の記事の内容が真実に基づくものなのかが争点であり、当日あった出来事について一つずつ掘り下げるべきだと主張。
もしも柘植議員が記事の内容が真実であると知りながら兎羽を訴えたのであれば、ありもしない名誉棄損をでっちあげて兎羽を不当に提訴したことになるとまで告げました。
黒須は「内部告発者から柘植議員の不正について聞き、事実確認しに行った際の録画」だと説明。
柘植議員が不正について素直に認める……はずもなく、不正については兎羽側のでっち上げの可能性があると、追い込まれながらも黒須の話を信憑性を問うのでした。



資料だけでは不正の決め手に欠けることは、黒須も分かっていたこと。このまま柘植議員に言い逃れを許してしまうのでしょうか?
救いの一手!
このまま柘植議員に逃げられると思われた———その時。
駆け込んできた虎太郎から、竜美が書類を受け取りました。


そして、竜美は新たな証拠を提出。
虎太郎が持ってきた柘植議員の後援会の前会長・高槻による署名が入った陳述書です。
実は、高槻が意識不明というのは、柘植議員側が病院に圧力をかけて偽っていたもの。
虎太郎と乾は高槻の病室を外から見張り続け、高槻の意識が回復していることを確認した後、高槻の親族の所在を捜索。
虎太郎は、連絡が取れなくなっていた高槻の弟の居場所をどうにか突き止め、病院に同行してもらい、高槻の病室に入って現状を伝えました。
内部告発を立証するには、本人が裁判に出廷するか、代わりとなる陳述書を提出する必要があるため、急いで高槻の告発内容をまとめて法廷に持ち込んだのです。
柘植議員は、いよいよ打つ手がなくなり、「訴えを取り下げる」と発言。


兎羽の名誉棄損の疑いは晴れ、柘植議員がおこなっていた不正が世間に知れ渡ることとなりました。



逆転大勝利!!!一時はどうなることかとハラハラさせられましたが、竜美・兎羽・虎太郎がそれぞれ活躍した価値ある一勝となりました!
柘植議員による訴えが不当だったことから、虎太郎は弁護士会からの懲戒を免れ、歩田法律事務所に平和が訪れます。
また、竜美と兎羽は、再び将棋で遊べる仲となったようです。
歩田法律事務所には助けを必要とする人からの依頼が続々と届き、今日も竜美と虎太郎は奔走するのでした。
「法廷のドラゴン」第8話 ネタバレあらすじと考察!最終話で竜美が選ぶ究極の一手! まとめ
第8話をまとめると、
- 神野を使って虎太郎を罠にはめ、戦意を削ぐ作戦に出てきた柘植議員
- 兎羽は、虎太郎が陥れられたことに責任を感じ、依頼を取り下げようと考える
- 肝心なことを明かさずに一人で抱え込もうとする兎羽に、竜美は将棋で勝負を挑む
- 対局を通して、友情が途絶えてしまった3年半前を振り返る竜美と兎羽
- 竜美は過去の対局で攻め切らなかった理由を明かし、兎羽と和解
- 柘植議員の狙いは、黒須との会話が記録された兎羽の持つ録音データを無効化することだった
- 柘植議員の不正問題について、内部告発を受けて立ち上がる黒須だが…
- 柘植議員の策略により、情報提供者の高槻と接触が不可能になってしまったため、黒須はスクープを発表できずにいる
- 竜美は黒須から事情を聞き出し、証人として裁判に呼ぶ
- 兎羽の持つ音声データを軸に、和解を目的に攻めてくる柘植議員
- 竜美は柘植議員の裏をかき、黒須と協力して柘植議員の不正を表沙汰にする
- 柘植議員は訴えを取り下げるしかできなくなり、兎羽の依頼を無事に完了した竜美と虎太郎だった



兎羽とのわだかまりが解け、人間的に成長した竜美!続編が観てみたい素敵なドラマでしたね!



