【地獄の果てまで連れていく】第10話ネタバレ考察！誠と麗奈の過去

2025年の冬ドラマとして、23時56分～TBS系ドラマストリーム「地獄の果てまで連れていく」がスタート。

第10話は3月18日夜11時56分から放送されます。

Netflixで先行配信を見ましたので考察をしたいと思います。

化けものは幸せになれるのでしょうか？

麗奈と誠が出会った10歳のころ。

二人に何があったのかに焦点を当てた話でした。

この記事では、第10話のネタバレあらすじに、感想を交えながら独自解説をしています。

この記事はネタバレ要素を含みます。
気になる方はご注意ください。

「地獄の果てまで連れていく」第10話あらすじ

麗奈（渋谷凪咲）の初めての殺人が誠（井上祐貴）の母親だったと知り、紗智子（佐々木希）は呆然としてしまう。そんな中、話があるとゆうき（吉澤閑也）に連れ出された誠。その姿を最後に、誠は姿を消してしまうのだった。やがて紗智子からの電話に出た誠は、「麗奈に会いに行く」と言い残して電話を切ってしまう。そんな誠が向かったのは、幼い頃に初めて麗奈と出会った公園で…。

少年時代の誠はある日、公園で自分の凶暴性をあっけらかんと話す少女・麗奈と出会う。虫や鳩を殺したことを平然と語る麗奈だったが、残酷な大人の存在を知る誠は麗奈をすんなりと受け入れ、２人はよく遊ぶようになる。そんな中、麗奈と誠が公園で遊んでいると、誠の母親が通りかかる。母親の誠への扱いを見た麗奈は誠の母親に近づき…。

引用元：TBS公式「地獄の果てまで連れていく」

「地獄の果てまで連れていく」第10話ネタバレあらすじと感想・考察

麗奈の失踪と誠の行方不明が重なり、ゆうきと紗智子がパニックに陥る場面からスタート。
会社でも「一体二人の間に何があったのか？」と騒がれ、ついには警察も動き出す異常事態。

ゆうき「まずいな。このままじゃ誠さんまで警察に怪しまれますよ。」

誠と麗奈の「秘密」が、いよいよ外の世界へ漏れ出します。

「麗奈は秘密基地に居る」と向かう誠

誠「本当は最初からこれが正解だということを知っていました。」
紗智子「どういう意味ですか?」
麗奈には僕1人で会いに行きます。

誠が向かったのは、二人が出会った「約束の場所」。
そこにいた麗奈が語るのは、あまりに痛々しい孤独。

「この社会で生きる資格がない」と言う麗奈。
「気持ち悪い？ 怖い？」と問いかけるその言葉に、誠は「子供を洗濯機に入れる大人もいる」と答えます。

誠は「話しても何も変わらない」と、言葉を発するのを止め、スケッチブックに書いた文字で伝えるのでした。

紗智子の決断「関わらないと何も始まらない」

麗奈と誠の関係に踏み込むか迷っていた紗智子も、この回で大きな一歩を踏み出します。

「私も誠さんと一緒で、麗奈としっかり最後まで向き合いたいんです。」

紗智子の”見て見ぬふり”をやめる勇気に引き込まれました。

「関わること」は紗智子が深く傷つく過去を知ることにもなる。

けれど、それでも進む覚悟が見えました。

@20050818は麗奈の裏アカ、誠の母親の命日

適当に演じれば？
お父さんも世界もだますんだよ

誠の家に遊びに行った麗奈は、誠の体があざだらけなのを目撃します。

そして公園へ誠の母親が来て、誠を連れて行きます。

翌日、父のお土産を持って誠の母のもとを訪れた麗奈は、誠の母を刺します。

麗奈は誠の母に「昨日はすみませんでした」と素直に謝り、少し高価な？手土産を渡して、誠の母の懐に入り、背中にナイフを突き刺す。

【誠】お母さん地獄に行った

誠は麗奈がお母さんを殺したことに蓋をしました。

そして衝撃なのが、麗奈の裏アカウントに綴られていた”本音”。

「化け物は幸せになれるのでしょうか？」
「また猫を殺しちゃった。」

この文章が突き刺さるのは、「どうしようもない自分」と「それでも幸せになりたい気持ち」の葛藤ですね。

「麗奈は僕の過ちなんで、これから何が起きても僕は全てを背負っていくつもりです。」
「幸和子先輩と会うのは今日で最後です。」

“誰か”を救おうとすればするほど、自分自身も壊れていく。
それでも「誠にしかできないこと」とは何だったのか？

紗智子の問いかけが、強烈な余韻を残します。

「地獄の果てまで連れていく」第10話ネタバレあらすじと感想・考察まとめ

誠が抱えていた闇が明かされたかいとなりました。

こどもの自分が放った言葉で、麗奈は変わってしまった。

麗奈は、人も気持ちが分からないかわいそうな人間になってしまった。