2025年の冬ドラマとして、毎週水曜22時放送のフジテレビ系ドラマ 『問題物件』がスタート。
その第2話が1月22日に放送されました。

上川隆也さん演じる犬頭光太郎が、訳アリ物件の謎を解く!



不動産の謎はもちろん、犬頭の正体についても気になります!
第1話では、大島不動産販売の販売特別室へ異動となった若宮恵美子(内田理央)。
室長代理の片山(本多力)に押し切られる形で、「悪霊の呪いに誘われる」という部屋の現地調査に乗り出しました。
不動産調査員を名乗る犬頭光太郎(上川隆也)の助けもあり、若宮は事故物件の謎を解明することに成功!
ところが、犬頭は大島不動産販売の社員ではないようで…。
また、大島社長(船越英一郎)は室長の大島雅弘(宮世琉弥)について、片山に“ある指示”を出しているのでした。
この記事では、「問題物件」第2話のあらすじと感想を、ネタバレありで解説していきます!



第2話の予告では、犬頭の格闘シーンが!?どんな訳アリ物件のなのでしょうか?
この記事は、ネタバレの要素を含みます。
まだ内容を知りたくないという方はご注意ください。
「問題物件」第2話 あらすじ
販売特別室に寄せられた新たなクレームは、『ポルターガイストが起こる部屋』。室長の大島雅弘(宮世琉弥)は今回も現場には行かないという。仕方なく若宮恵美⼦(内田理央)がマンションに出向くと、不機嫌そうな管理人・熱海光吉(徳井優)が出迎えた。聞けば、部屋でポルターガイストが起きるとよく騒いでいた住人・滝野高(東啓介)は、2日前ついに警察沙汰になってしまったという。と、そこにまたもや突然、⽝頭光太郎(上川隆也)が現れる。
犬頭は熱海を言いくるめて滝野の部屋に案内させる。滝野の部屋・505号室の中は荒れ果てていた。熱海によると、滝野は1カ月ほど前から、必ず月曜の深夜から早朝にかけて騒ぎを起こしていた。部屋の物が勝手に揺れて倒れ、天井や壁からは変な音が聞こえ、灯りがパカパカついたり消えたりすると訴えていたという。警察に連行された滝野の体内から薬物反応が出たと聞いた恵美子は、薬物による幻覚では?と片付けようとするが、犬頭は今回も「レッツゴーだ」と勝手に調査に向かってしまう。
滝野の職場である美容室を訪れた犬頭と恵美子は、同僚の沼津久(猪征大)から、滝野がおかしくなったのは1カ月前、客の女性・平塚アケミ(前沢海友)と付き合い始めてからだと聞く。月曜日の夜は必ずアケミの働くスナックに飲みに行くのがデートだと、滝野は言っていた。1カ月前、月曜の夜、というキーワードに符合を感じた犬頭と恵美子は、アケミの働くスナック・ゴダイゴンに向かう。
「問題物件」公式サイト
ゴダイゴンのママ(鳥居みゆき)にアケミの居場所を聞くが、店からも家からもいなくなったという。ママの言動に不審を感じた犬頭は恵美子とともに店を辞するが、帰り道で柄の悪い男たちに囲まれ、襲われてしまう――!



部屋の中で突然の「振動」に「異音」に「照明の不具合」…どうしても目に見えない存在の影響を疑ってしまいますよね
「問題物件」第2話 ネタバレあらすじと感想・考察
かけがえのない存在


室長の雅弘(宮世琉弥)はパソコンゲームに夢中で、大島不動産販売の役員でありながらも不動産屋として働く気はゼロ。
若宮(内田理央)が一方的に話すも、興味なさげです。
しかし、犬太の話題になると、様子は一変。
雅弘にとって犬太はただの飼い犬にあらず、自分の大切なパートナーだと言います。



犬太の動きは、若宮の話に相槌を打っているかのように見えました
若宮は、犬を大切にする雅弘と犬頭(上川隆也)の言動が重なり、面識がないか聞いてみますが、犬頭の正体は分からず終いでした。
今回の依頼も…?
室長代理の片山(本多力)から電話で、「ポルターガイスト現象が起きる」と住人からクレームがある物件の調査を依頼される若宮。
大島社長(船越英一郎)が何やら裏で手を引いているとは知らないまま、外には出ない雅弘の代わりに若宮が実際の物件に赴きます。


管理人の熱海によると、問題の505号室に住む滝野は良識のある住人で決して理不尽な難癖をつけるタイプではないそうです。
ところが、約1か月前から早朝に悲鳴を上げながら部屋から飛び出す奇行が目立つように。
505号室で突然の揺れ・不吉な物音・照明が勝手に消えたりついたりする等の謎の現象を複数回体験しているというのです。
異常現象により錯乱状態になってしまった滝野は、2日前に大騒ぎを起こし、隣人に通報されてしまいました。
現在、当事者の滝野は昏睡状態に陥っており、話しができない状態です。
深刻な状況に戸惑う若宮の前に、またしても山吹色のコートを羽織った犬頭が登場!
今回も犬頭が若宮の調査に同行してくれるようです。



犬頭との約束はいつも現地集合。
突然現れたかと思えば、姿を消してしまうのも突然です…
ポルターガイストはただの勘違い?
異常現象には決まって「月曜の夜」という周期があります。
また、警察の調べによると、滝野からは大量のアルコール・睡眠薬、そして違法な薬物が検出されたそうです。
若宮は、505号室で奇妙な出来事が起きているのではなく、滝野が薬物によって幻覚を見ただけなのではないかと疑い始めます。
迫りくる謎の影
滝野の交際相手・アケミの存在が明らかとなり、犬頭と若宮は彼女の働くスナックへ。


営業時間外だったため、スナックのママと少し話せた程度で、あまり収穫があったとは言えません。
ところが、その帰り道―――
若宮と犬頭は、スーツを着たガラの悪い男たちの襲撃に遭います。
怯える若宮をかばいながら、犬頭が猛反撃!
あっという間に男たちを追い払うことができました。



2人ともケガなく終わってホッとしました
そして、犬頭は今回の件に裏組織が関係していると確信します。



スナックのママのタレコミで裏組織が動いたっぽい?
ポルターガイストの正体
犬頭の指示で“とある条件”を満たす物件を探し当てた若宮。
問題の505号室とは違い、繁華街にあるマンションの一室です。
場所こそ違うものの、部屋の中の雰囲気はどことなく505号室に似ています。
また、建てつけが悪いのか、すぐに揺れたり、隣人の生活音が聞こえたり、はたまた照明が点滅したり…
実は滝野が異常現象に見舞われたのは505号室ではなく、この505号室に似ている偽の部屋でのことでした。
犬頭たちを襲った裏組織は、違法薬物を闇ルートで売りさばいており、その取引場所が見える位置に滝野の住む505号室があったのです。



「取引現場を滝野に見られたかも…」と裏組織は焦ったようです
裏組織は、薬物の取引をより安全におこなうために、犯行に手を染めます。
まず、組織の息がかかったスナックの女・アケミに、滝野に接触するよう指示。
薬物の取引がある月曜の夜に滝野が505号室へ帰ることのないよう、彼に睡眠薬や薬物を飲ませて酩酊状態にし、505号室に似ている偽の部屋へ運びます。
取引が終わると、意識のない滝野を本当の505号室に運ぶという計画です。
裏組織の誤算は、滝野が偽の部屋で振動・異音・照明の不具合を体験してしまったこと。
裏組織は偽の505号室で起きる現象を本当の505号室で人工的におこない、滝野を騙し続けます。



たまたま裏組織の取引が見える部屋に住んでいたというだけで、被害に遭った滝野がかわいそう…
嘘に嘘を重ねた裏組織ですが、結局、薬物の件でお縄につくこととなりました。


忘れ物
調査終了後、いつの間にか姿を消してしまった犬頭。
若宮は、犬頭のものと思われるスマートフォンを拾います。
待ち受け画面には、か弱そうな少年と犬太そっくりの凛々しい犬の姿が…



写真に写っているのは、小さい頃の室長の雅弘と犬太?
「問題物件」第2話ネタバレあらすじ・考察!調査中に格闘?犬頭のドッグファイト!まとめ
第2話では、ポルターガイストの謎を解くことに成功した犬頭。
事件をまとめると、
- 505号室の住人の滝野は、月曜の夜の就寝時に異常現象に見舞われると主張
- 滝野のクレームは、薬物による幻覚とも疑われた
- 裏組織は、違法な薬物取引をおこなっていた
- 薬物取引の情報流出を恐れた裏組織によって、月曜日の夜は偽の505号室へ運ばれていた滝野
- 偽の505号室を本物だと滝野に思い込ませるため、裏組織は偽の505号室で起きるトラブルを人工的に再現
- 犯行は明らかとなった後、裏組織は摘発された
事故物件とは別にまだ解明されていない謎も…
- 室長の雅弘が犬太にだけ心を開く理由とは?
- 室長代理を通じて事故物件の調査依頼をする大島社長の目的は?
- 犬頭は何者で、なぜ若宮の物件調査を手伝ってくれるのか



雅弘は犬頭のことを知らないようだけど、犬頭は雅弘のことをよく知っているのかもしれません。

